談話・コメント

外務報道官談話

カンボジア・クメール・ルージュ裁判の内部規則の採択について

平成19年6月13日

  1. 6月12日(火曜日)、カンボジアにおいて、クメール・ルージュ裁判司法官団により、同裁判の内部規則が採択された。我が国は、この内部規則の採択を、同裁判プロセスを加速する上での重要なステップとして歓迎する。
  2. クメール・ルージュ裁判は、カンボジアにおける法の支配と正義の実現に資するものであり、カンボジアの法制度の強化のための良い模範を提供する。
  3. 我が国は、今回の内部規則の採択を受け、同裁判が迅速かつ厳正に運営されることを強く期待する。

(参考)

(1)クメール・ルージュ裁判は、1970年代後半に自国民大虐殺を行ったクメール・ルージュ政権の幹部を裁くため、国連の技術的・資金的協力を得て、昨年7月に3年間の予定でカンボジア国内裁判所に設置された特別法廷。

(2)我が国は、カンボジアにおける法の支配と正義の実現の推進に資するクメール・ルージュ裁判を重視し、1)国連負担分予算(3年分、約4,300万米ドル)の半分に相当する約2,160万米ドルを拠出し、また、2)本裁判の上級審に野口元郎(のぐち もとお)国連アジア極東犯罪防止研修所教官兼外務省国際法局国際法課検事を派遣するなど、その実現のため従来より積極的に外交努力を展開している。

(3)本裁判の内部規則については、昨年来議論されてきたが、6月13日、クメール・ルージュ裁判司法官団による記者会見において、本件規則が6月12日に採択された旨発表された。

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