談話・コメント

麻生外務大臣談話

パラグアイにおける邦人誘拐事件について

平成19年4月20日
  1. 去る4月1日(日本時間2日)パラグアイにおいて誘拐された太田洪量氏、山口佐和子氏を始めとする被害者の方全員が無事解放されたことはまことに喜ばしく、両氏及び御家族を始めとする関係者の皆様に心からお喜びを申し上げる。
  2. 日本政府は、この機会に、誘拐という卑劣な行為を断固非難するものである。
  3. 日本政府は、事件への対応に当たり、人質の身の安全の確保と事件の迅速な解決のために、パラグアイ政府を側面支援しつつ、緊密に協力してきた。パラグアイ政府関係者、現場当局の関係者が、両氏の無事解放のために総力を挙げて努力されたことに対して深甚なる謝意を表したい。

<参考>

 ビクトリア社関係者は、日本時間午後3時15分頃、パラグアイ日本大使館に連絡し、同社関係者が、太田氏を始めとした3名の人質全員の身柄を確保した旨連絡した。
 現時点ではパラグアイ日本大使館は太田氏とは接触できていないが、出来る限り早い段階で面会の上、本人の健康状況等を確認する予定。
 なお、太田氏と同時に誘拐されていた同氏秘書の山口佐和子氏は10日に無事保護されており、また、パラグアイ人2人も太田氏とともに無事保護された模様。

このページのトップへ戻る
麻生外務大臣談話 | 平成19年談話 | 目次へ戻る