談話・コメント

外務報道官談話

イスラエル軍による軍事行動およびパレスチナ自治区の暴力について

平成18年3月16日

  1. わが国としては、3月14日(火曜日)にジェリコの刑務所に対し行われたイスラエル軍の軍事行動は域内の緊張を高めるものであり、遺憾である。
  2. 同時に、わが国は、援助関係者を含む外国人の誘拐および施設の破壊は、国際社会によるパレスチナ人に対する支援を著しく阻害することにもなり、遺憾である。
  3. わが国は、イスラエル軍の軍事行動およびその後のパレスチナ自治区における暴力の発生が今後の和平への努力に悪影響を及ぼすことを強く懸念しており、事態の更なる悪化をもたらさないよう、イスラエル・パレスチナ双方に対し最大限の自制をもって対応することを求めるとともに、暴力の停止と平穏の回復を求める。
  4. わが国としては、イスラエルとパレスチナの共存共栄に向けて引き続き可能な限りの支援を行っていく。
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