世界一周「何でもレポート」

第八話 イスラム教徒の結婚 一夫多妻制

平成30年10月11日
(写真1)小学校での日本祭り(公立小学校低学年までは共学) 小学校での日本祭り
(公立小学校低学年までは共学)
(写真2)クウェートのシンボル「クウェートタワー」 クウェートのシンボル「クウェートタワー」
(写真3)大学でも男女別学で,建物に入る門が分かれている場所もある 大学でも男女別学で,建物に入る門が
分かれている場所もある

在クウェート大使館書記官 萬谷慎二(ばんたにしんじ)

 一夫多妻制と聞くと男尊女卑の象徴の様なイメージを持たれる方がいらっしゃると思いますが,当初は戦争で未亡人,母子家庭が増えるなど結婚できない女性を救うための制度として導入されたという説が有力です。
 イスラム法上では,最大4人まで同時に結婚できるということになっており,5人目が欲しくなった場合は,4人の妻のいずれかと離婚できれば再度結婚できるようです。
 しかしながら,私が会った限り2人以上の妻と婚姻している男性はいません。その理由には,自立心旺盛なクウェート人女性は1人コントロールするだけで手一杯であるという精神的な問題と,すべての妻子に平等に接しなければならないというイスラム教の「義務」による金銭的な問題があるようです。
 とある本屋で聞いた話によると,時々購入に来る人(妻3人,子供5人)は,例えば,漫画を1巻から10巻を5セット購入されていくとのことです。


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