海外で働く外務省の職員のうち、主に日本人の安全にかんする仕事をしているのが「領事」です。「海外安全ホームページ」に載せる現地情報も主に領事が集めています。外国で事件や事故・自然災害などが起きた時、日本人の安否を確認したり、日本にいるご家族に連絡をとったりします。また、被害にあった日本人の相談にのったり、日本から駆けつけたご家族の支援も行います。時には海外の政府などと交渉することもあります。現在、毎年1,700万人以上の日本人が旅行などで海外を訪れ、100万人以上の日本人が外国で暮らしています。地球のどこにいても日本人が安全で安心して過ごせるよう、領事は日夜がんばっています。