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世界の学校を見てみよう!

ペルー共和国
Republic of Peru

ペルーの学校では今
Republic of Peru

進学の文系か、資格が取れる技術系を選択

(写真)教室での様子

教室での様子

 ペルーの教育制度は小学校6年、中等教育5年、大学5年となっており、義務教育は11年間です。

 首都リマにあるテレサ・ゴンザレス・デ・ファニング国立女子学校は、12歳から18歳までの生徒が通う中等教育の学校で、1952年に設立されました。小学校も併設されており、最近、共学の夜間部が開設されたばかりです。校舎は、1918年に日本人移住者が立てた日本人学校が前身となっています。

 この学校は、秩序、規律、勉学を教育方針としており、中流階級の家庭の生徒が通っています。中等部の学生数は4,058人、教師は約250人です。

(写真)休み時間(後ろは旧校舎)

休み時間(後ろは旧校舎)

 4年生までの授業は月曜~金曜までで週25時間、5年生は週30時間で、土曜日も授業があります。教室が不足しているため、午前、午後の交代制をとっており、午前部の授業は午前7時45分~午後12時45分、午後部は午後1時5分~午後6時5分です。

 カリキュラムは、コミュニケーション(語学)、数学、自然科学、宗教、体育が必修科目です。選択科目は文系と技術系に分かれ、文系には主に大学進学を目指す生徒が進みます。技術系は保育、秘書、タイプ、食品産業、服飾産業の分野を選び、それぞれの分野の資格を取得することができます。

制服や髪形など厳しい校則

 制服は、白いブラウスに濃いグレーのつりスカート、黒い靴で、ピンクがかった縁飾りのついた青いセーターが特徴的です。スカート丈や髪形なども細かい規定があり、遅刻や欠席にも厳しい校則が定められています。

 放課後は、宿題と家事の手伝いに忙しいそうです。塾に通う生徒もみられますが、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツを楽しんだり、踊りに行く事もあります。休日は、友人と海やキャンプ、ディスコやパーティーに行く生徒もいます。

 休暇は長く、クリスマス前後から3月までの約3ヶ月間が夏休みです。7月の独立記念日にも15日間の休暇があり、友人や家族と旅行を楽しんだりしています。

(写真)学校の正門前

学校の正門前

 生徒の間では、サルサやレゲエなどスペイン語圏の音楽が流行っており、「タイタニック」や「スター・ウォーズ」などの米国映画にも人気があります。プライベートでは、ミニスカートやシースルーなど、それぞれ思い思いの服装を楽しんでいます。

 日本については、国民の努力で高度な技術をもって発展を遂げた国、親切な国というイメージが強いようです。日本の伝統的な衣装や食生活にも関心をもっています。日本のコンピュータゲームに熱中する生徒も多く見られました。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き1999年11月号」より