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世界の学校を見てみよう!

ウズベキスタン
Republic of Uzbekistan

ウズベキスタンの学校では今
Republic of Uzbekistan

日本の援助でコンピュータを導入

(写真)アンケートに答えた10、11年生の生徒たちと教師

校舎

 ウズベキスタンは,シルクロードの中心にある中央アジアの国です。初・中等教育は9年制で,7歳(もしくは6歳)で学校に入学するのは日本と同じですが,その後の小学校と中学校の区別は無く,同じ学校で9年間を過ごすことになります。学校を卒業した後,生徒は大学進学を目指す普通教育校の「リツェイ」か,専門職業教育を中心とした「カレッジ」に入学し,そこで3年間勉強します。これは日本の高校にあたります。ウズベキスタンではこの12年間が義務教育になっています。日本とは違って,学校の教室は1~2年生を除いて学級別ではなく教科別になっていて,先生ではなく生徒の方が時間割に従って各教室を移動して回ります。

 今回紹介するのは,首都タシケント市内の「国立外国語学校」です。1995年に創立された9年制の学校で,日本では小学校と中学校の両方にあたりますが,外国語教育に力を入れている点を除けば,普通の公立学校と変わりません。現在の生徒数は1,252名で,タシケントの中でも大きな学校のひとつです。

 
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授業の様子

 授業では,国語(ウズベク語),ロシア語,歴史,国家と法律,数学(算数),情報学(IT),理科,美術,正書法,弁論学,音楽,体育などの科目が教えられており,愛国教育や国の独立について学ぶ時間もあります。外国語は英語,フランス語,中国語が教えられています。毎年夏に行われるキャンプでは,みんなでスポーツや野外活動を楽しみます。

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校庭でサッカーをする生徒たち

 「国立外国語学校」は首都の中心部の学校なので,ほとんどの生徒が携帯電話を持っていますが,もちろん授業中に使うことは禁止されています。放課後や休日は,サッカーやバレーボールをしたり,インターネットカフェに集まって対戦ゲームをしたり,友達の家でテレビゲームをして遊ぶこともあります。また,インターネットの自己紹介サイトで友達とチャットや写真の交換をすることが流行っています。その他,受験勉強や習い事として,週に1~2回語学のクラブに通ったり,家庭教師をつけて勉強したりすることも広く行なわれています。

 また,「国立外国語学校」は,生徒たちが国際的な知識を身につけることができるよう,国連等の国際機関と共同で様々な活動を積極的に行なっている点に特色があります。2012年の1月には,ユネスコや日本大使館の協力により「みんなひとつプロジェクト」というタイトルで,東日本大震災で被害を受けた日本の人々を応援するためのイベントが行なわれました。

 ウズベキスタンでは,日本については高度の経済発展をなしとげた国,進んだ科学技術と洗練された伝統文化を持った国という良いイメージがあります。また多くの人が日本そして日本人に対して親しみを感じています。

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    「みんなひとつプロジェクト」各国の旗を持って整列
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    「みんなひとつプロジェクト」生徒たちによる踊り

(2013年1月)