外務省 English リンクページ よくある質問集 検索 サイトマップ
外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
トップページ 会談・訪問 主な要人の来日日程
主な要人の来日日程

要人来日日程(平成8年)




ベルギーの王室


Their Majesties King Albert II and Queen Paola



        
H. R. H. Prince Philippe of Belgium
Their Majesties King Albert II
and Queen Paola



H. R. H. Prince Philippe of Belgium


平成8年10月



1.王室の起源等

(1)立憲君主制の採択
 ベルギーの国家独立は1830年であるが、独立後の政体に関しては、人民民主主義の急激な導入による革命行動の過激化及び社会体制の激変を恐れる保守・自由両陣営の意見が一致し、共和制ではなく、立憲君主制を採択することとなった。

(2)初代国王レオポルド1世の即位
 このため、現ドイツ領ザクセン地方の領主ザクセン・コーブルグ・ゴータ公爵家の第8子レオポルド(1790年12月16日生まれ)が、1831年7月21日にブラッセルにおいて宣誓を行い、初代ベルギー国王レオポルド1世として即位した。なお、ベルギーではこれを記念して毎年7月21日を建国記念日の祝日と定めている。

(3)外国王室との縁戚関係
 同国王はかつて、早逝したイギリス王女シャルロットの夫君として英国籍を取得していたことがあり、また、同国王の姪が将来のヴィクトリア英国女王、同じく甥が同女王の夫君アルバート殿下となったことから、英王室とは極めて親密な関係にあった。英王室そのものも、次のエドワード7世の治世下、従来のハノーバー家でなく一時サックス・コーバーグ・ゴータ家と呼ばれていたことがある(後にウインザー家と改称)。
 また、1832年に同国王はフランス・オルレアン家のルイーズ・マリー王女と再婚し、仏王室とも縁戚関係となった。  さらに、第2代レオポルド2世以下の歴代国王も外国から妃を迎えており、ヨーロッパのほとんどの王室と縁戚関係がある。

2.王位の継承

(1)憲法上の継承規定
 ベルギー憲法においては、長くレオポルド1世の男系の直系子孫にのみ王位継承を限っていたが、1991年の憲法改正により、女性王族にも継承が認められるに至った。
 1993年にボードワン国王が崩御されたことに伴い、同国王の弟君アルベール殿下が第6代国王に即位した。この結果、新しい王位継承順位は、アルベール殿下の御長男フィリップ殿下が第1位、御長女アストリッド殿下が第2位となった。

(2)歴代国王

 歴代ベルギー国王は以下のとおりである。

初代 レオポルド1世 在位1831~1865年。
王妃:仏オルレアン家王女マリー・ルイーズ
2代 レオポルド2世 在位1865~1909年。
王妃:オーストリア大公女マリー・ヘンリエッテ
3代 アルベール1世 在位1909~1934年。
王妃:ババリア公女エリザベート 
4代 レオポルド3世 在位1934~1951年。
王妃:スウェーデン王女アストリッド(1935年逝去)。
1941年 マリー・リリアン(元西フランドル州知事の息女)と再婚
5代 ボードワン1世 在位1951~1993年。
王妃:スペインのモラ・イ・アラゴン家ファビオラ
6代 アルベール2世 在位1993年~。
王妃:イタリアのルッフォ・ディ・カラブリア家パオラ

3.ベルギー国王の権限及び職務

(1)憲法上の権限
(イ)三権と国王の総括的関係
  国王は議会(上下両院)とともに立法権を行使する権限を有する。行政権は国王に属する。司法権は裁判所が行使するが、裁判の判決等は国王の名において執行される。
(ロ)具体的権限
 議会の会期終了宣言、両院の臨時会召集、両院の解散又は停会、首相の指名、連邦大臣等の任命・罷免、法律の認可・公布、勅令・規則の制定、軍隊の指揮、軍階級の授与、戦争・停戦宣言、連邦の国際条約締結、判事・司法官の任命、刑の減免、貨幣鋳造、貴族の称号の付与、等。

(2)国王の日常職務
 上記諸権限に係る国王の職務は大別して署名、会見、演説及び巡幸の4つである。
このうち、署名については、法令の認可・公布を中心に月平均約1500件をこなされると言われている。会見については、週1回(閣議開催後の月曜日)の首相との定例会見を始め、各大臣(外相が最も多い)、政財界の要人、団体関係者、外国賓客・外交団との会見を頻繁に行われる。
 また、演説については、建国記念日やクリスマスの際に定例的に行われるものの他にも様々な機会に行われ、その発言内容は欧州統合や連邦化政策等の重要な政策課題・社会問題等に及ぶとともに、各方面に強い影響力を有している。

BACK

外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
外務省