主な要人の来日日程

ビヤ・カメルーン共和国大統領の訪日
(概要と評価)

(写真)
写真:内閣広報室

平成18年4月21日

 ポール・ビヤ・カメルーン共和国大統領は、関係閣僚とともに4月16日(日曜日)から4月20日(木曜日)まで、我が国の招待(公式実務訪問賓客)により訪日したところ、概要及び評価以下のとおり。

1.概要

(1)訪日中、ビヤ大統領は、17日に小泉総理大臣と首脳会談を行い、その後小泉総理大臣主催による夕食会に出席した。夕食会には、ビヤ大統領に加えてビヤ大統領夫人や伊藤外務大臣政務官他が出席した。18日には天皇陛下との御会見を行い、宮中午餐に出席した他、衛藤衆議院議員の表敬を受けた。

(2)同大統領は19日から20日にかけて京都を訪問し、裏千家千宗室家元によるお茶会や山田京都府知事主催の夕食会に出席したほか、京都御所の視察を行った。

(3)また、同大統領の公式随員として訪日したエッソ外務大臣は、18日に麻生外務大臣と外相会談を行った。会談では、二国間協力関係を中心に意見交換が行われた。

(4)小泉総理との首脳会談の概要以下の通り。

(イ)首脳会談においては、小泉総理より、今月下旬からのアフリカ訪問を通じて日本・アフリカ間の一層の関係強化を図りたい、との意向が表明された。これに対し、ビヤ大統領より総理のアフリカ訪問をおおいに歓迎する、是非カメルーンにも足を運んで欲しいとの発言があった。

(ロ)また、総理より、2002年サッカー・ワールドカップでカメルーンチームが大いに活躍したことは、非常に印象的であったと述べ、これをきっかけとした市民交流の進展を歓迎した。これに対しビヤ大統領より、今後の更なる民間交流を期待すると答えた。

(ハ)ビヤ大統領より、我が国のODAには感謝している、とりわけ我が国の支援で建設された小学校は「日本の学校」と慣れ親しまれ、就学率向上に貢献している、との発言があった。

(ニ)安保理改革については、総理より引き続きその実現を目指していくことに変わりがないことを確認したのに対し、ビヤ大統領より、我が国の常任理事国入りを支持し、国連・安保理改革に向け両国で協力していきたい旨の表明があった。

2.評価

(1)延期されていた訪日が今回実現したことは、良好な二国間関係を証左するものとして先方の高い評価を得た。

(2)同国は中部アフリカ地域の安定勢力であり、また、ビヤ大統領は「アフリカの長老」の一人として影響力を有していることから、今回の訪問により強化された良好な二国間関係は、今後国連・安保理改革をはじめとする各種懸案について対アフリカ外交を展開する上で重要な成果となった。

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