
科学技術協力に関する日・ウクライナ共同記者発表
(仮訳)
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- 小泉純一郎日本国総理大臣とヴィクトル・ユーシチェンコ・ウクライナ大統領は、これまでのウクライナ科学技術センター(STCU)、国際チェルノブィリ・センター(ICC)を通じた協力が成功裡に進んでいることを想起しつつ、21世紀において両国が直面している課題に取り組むため、科学技術分野における一層の協力の可能性があるとの認識を共有した。
- 双方は、そのような協力を促進するために、1973年10月10日に署名された科学技術協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の協定に基づく協力を再活性化し、相互に受入可能な時期に同協定第3条に基づく日・ウクライナ科学技術協力委員会を開催する意向を表明した。双方は、同委員会における討議を通じ、相互に関心のある具体的な協力分野を探求する用意があることを表明した。
- 双方は、科学技術分野における両国間の協力を推進するため、両国の関係機関及び専門家間の協力を奨励する。この関連で、双方は、日本学術振興会とウクライナ国立科学アカデミーといったウクライナの対応する適当な機関が若手研究者の交流を含む両国間の研究交流を促進することを奨励する。