主な要人の来日日程

カーマ・ボツワナ共和国副大統領の訪日
(概要と評価)

平成17年6月21日

 カーマ・ボツワナ共和国副大統領は、6月6日(月曜日)から9日(木曜日)まで我が国の招待(外務省賓客)により訪日したところ、概要及び評価は以下のとおり。

(写真)町村外務大臣(左)とカーマ副大統領(右)
町村外務大臣(左)とカーマ副大統領(右)
(写真)カーマ副大統領(左)と町村外務大臣(右)
カーマ副大統領(左)と町村外務大臣(右)

1.概要

(1)カーマ副大統領は、町村外務大臣との間で会談及び夕食会を行った。また、秋篠 宮同妃両殿下との御接見の他、北側一雄国土交通大臣、松下忠洋衆議院議員(日本・ボツワナ議員連盟会長)、矢野哲朗参議院自民党国会対策委員長、篠沢JBIC総裁、畠中JICA副理事長、塚本JETRO副理事長とそれぞれ会談し、幅広い意見交換を行った。

(2)この他、同副大統領は、日本旅行業協会(JATA)関係者とボツワナの観光振興に関する意見交換を行った。

(3)町村外務大臣との会談(6月6日)においては、日・ボツワナ二国間関係強化の観点から、経済・経済協力関係及び国連・安保理改革を中心に以下のとおり意見交換を行った。

(イ)経済・経済協力関係
 ボツワナに派遣されている青年海外協力隊員の活動を含め、これまでの我が国の様々な支援に対する謝意表明と共に、現在の重点開発課題である経済の多角化、HIV/AIDS対策、水資源開発に対する我が国への支援要請が表明された。また、南部アフリカ市場において競争力のある産業をボツワナで育成するための日本企業による投資促進、ボツワナへの日本人観光客の増加に対する期待が表明された。

(ロ)国連・安保理改革
 カーマ副大統領から、我が国の国連安保理改革に向けた努力と我が国の常任理事国入りへの明確な支持が表明された。また、安保理改革は議論の段階は十分に過ぎており、早急に解決を図るべきである旨、並びに国連の中においても日本の立場を積極的に支援していく旨説明があった。これに対し町村大臣より、深い謝意を表明すると共に、現在G4が提案している安保理改革枠組み議決案に関して、ボツワナが共同提案国となることを旨要請したところ、同副大統領は早急に日本政府の要望を本国に伝える旨応えた。

2.評価

(1)カーマ副大統領にとり初めての訪日であり、現在2期目に入っているモハエ大統領の信任が厚い同副大統領との間で、幅広い分野において二国間関係を強化・発展させることができた。

(2)カーマ副大統領から我が国の安保理常任理事国入りに対する明確な支持表明がなされ、また、国連安保理改革の必要性が確認された。安保理改革については、安保理改革に関するアフリカ連合(AU)10カ国委員会(6月9日、ナイジェリア)に先だって、時宜を得た効果的な働きかけを行うことができた。更に、滞在中の他の会談においても我が国の安保理改革の立場に対する強い支持が表明されるなど、両国間の強い信頼関係が確認された。

(3)北側国土交通大臣及びJBIC、JICA、JETRO、JATA等の関係機関との意見交換は、水資源開発、HIV/AIDS感染対策及び観光振興を重点開発課題とするボツワナ政府にとって極めて有益な機会を提供した。

(4)このように今次カーマ副大統領の初訪日は、幅広い分野において二国間友好協力関係を強化することに大きく寄与した。

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