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主な要人の来日日程

日・ハンガリー首脳会談
(概要)


平成16年10月26日


 25日、小泉総理は、総理官邸において、ジュルチャーニ・ハンガリー首相と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。(首脳会談終了後、両首脳が署名した共同声明はこちら


1.冒頭

 ジュルチャーニ首相より、日本における台風や地震の犠牲者に対して、ハンガリー国民を代表してお悔やみを申し上げる旨発言があった。


2.経済関係

(1) ジュルチャーニ首相より、現在ハンガリーの経済は好調であり、外資導入を促進し、輸出を拡大することで、更に経済成長を維持したいと述べた。また同首相は、日本の対ハンガリー投資はハンガリー経済に大きく、かつ、肯定的な影響を与えており、日本のノウハウがハンガリーに根付いている、今後は知識集約型産業や研究開発への投資に力を入れたいと述べた。ユーロについては、財政赤字の問題があるが、2007、8年までには解決し、2010年を目途に導入したいと述べた。

(2) これに対して小泉総理よりは、両国間の経済関係が拡大することは、両国にとって利益となる、民間企業同士の協力は必要である、ハンガリーの欧州連合(EU)加盟は、両国間の経済関係を益々発展させるものである、ハンガリーは日本からの投資を歓迎しており、良好な投資環境の国だと思う、ハンガリーに対しては投資拡大のチャンスがあるだろう、また、スズキが現地で自動車を生産し、日本車が愛好されていると聞いており、嬉しく思うと述べた。

(3) ジュルチャーニ首相は、ハンガリー人は、マジャール・スズキの車を「我々の車」と呼んでおり、ハンガリー国内で一番よく売れている、最近は部品もハンガリーにある下請け企業で生産している旨述べた。


3.ハンガリーのアジア重視政策

 ジュルチャーニ首相より、ハンガリーは今年欧州に「回帰」したとして、EU加盟に触れつつ、これからは国際的に信頼できるパートナーを探したいと考えており、EU加盟後はアジアに目を向けている、その中でも日本がアジアの第一の戦略的パートナーだと考えている、我々としては、アジアをよりよく理解したいと考えており、そのために日本の協力を得たいと述べた。また、ハンガリーはアジア起源の国であり、ルーツはアジアにある、ハンガリーは「一番西にあるアジア」と言うこともある、これからも日本には協力をお願いしたいと述べた。


4.「日・ハンガリー協力フォーラム」の立ち上げ

 小泉総理より、「日・ハンガリー協力フォーラム」の立ち上げに合意したい、このフォーラムには、両国から有識者5名ずつが集まって、定期的に会合を行い、両国関係の強化について提言をまとめるのが良いと述べ、ジュルチャーニ首相よりは、適任者を人選したいと述べた。


5.人的交流

 小泉総理より、アジア欧州会合(ASEM)のような欧州とアジアの協力という文脈で、来年は日・EU市民交流年であるが、日本からハンガリーへの観光客は年10万人程度いる、自分自身もブダペストには行ったことがあり、印象に残っていると述べた。ジュルチャーニ首相よりは、来年は日・EU市民交流年であるが、草の根の交流が重要であると述べた。


6.京都議定書

(1) 小泉総理より、小泉内閣は環境問題に力を入れており、日本とEUとの間でも京都議定書の問題で協力したいと述べ、日本では高度成長期には経済成長が主目標であったため、公害が発生したが、今では環境保護が全面に出ているという紹介があった。また、来年3月には、7,000台の公用車を低公害車に変えることとしていること、ディーゼル車については世界で一番厳しい規制をしていること、廃棄物削減について3R政策を進めていること等を説明し、日本とEUや日本とハンガリーの間で協力する余地が非常に大きいと述べた。

(2) ジュルチャーニ首相よりは、90年代にハンガリーが市場経済化を進めるに当たって日本が行った支援に関連して、日本の政府開発援助(ODA)により、ハンガリーにゴミ処理施設が設置され、その後このプロジェクトに対して民間投資が行われる等、さらにこの技術を根付かせる動きがあった、更に京都議定書の方向性に沿って協力していきたいと述べた。



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