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主な要人の来日日程
ラゴス・チリ大統領の訪日(概要と評価)


平成15年2月17日


 2月12日(水)~15日(土)、ラゴス・チリ大統領が、公式実務訪問賓客として日本を訪問したところ、右訪問の概要と意義・評価は以下のとおり。


1.概要

(1) 各界との幅広いコンタクト(13日~14日)

 ラゴス大統領の訪日中、皇太子殿下による御会見・午餐会に出席されたほか、倉田参議院議長綿貫衆議院議長を訪問し、また、橋本元総理森前総理麻生自民党政調会長との懇談を行った。さらに、川上JICA総裁の表敬を受けたほか、日チリ友好議員連盟主催のレセプションに出席、また、日智経済委員会委員を含む経済界の要人との昼食会に出席した。

(2) 日チリ首脳会談(14日)

両首脳は、最近の活発な要人往来に言及し、日チリ関係が益々緊密化していることを評価した。

両首脳は、両国の経済関係強化に資する幅広い分野について話し合うための政府間の定期的な「二国間経済協議」の立ち上げに合意した。

両首脳は、「日本・チリ・パートナーシップ・プログラム(JCPP)」に基づく二国間協力を高く評価。首脳会談後に、両首脳立ち会いの下、JCPP継続に係る政府間文書の署名式が執り行われた。

また、IT分野における技術協力に関し、総理より、バルパライソIT開発センター(CITIC)に対する日本の支援について言及した。

両首脳は、イラク問題北朝鮮問題といった国際的関心事項について意見交換を行った。イラク問題に関しては、安保理非常任理事国であるチリに対し、日本の考え方を説明した。

今次首脳会談後、会談内容を取りまとめた「日チリ共同新聞発表」を発出した。

(3) 日本・東京商工会議所等の共催によるセミナーでの講演(14日)

ラゴス大統領は、日本・東京商工会議所、日智経済委員会日本国内委員会、日本貿易振興会、米州開発銀行駐日事務所共催のセミナーにおいて冒頭スピーチを行った。


2.訪日の意義と評価

(1) 中南米のなかで最も安定した政治・経済情勢を誇る国

中南米の「優等生」と評され、安定した政治・経済運営を実現しているチリの政策と成果を適切に評価することは、中南米全体に対しても重要なメッセージ。日チリ関係の強化は、日本と中南米地域との関係強化に資するものであり、日本としてチリとの関係を重視していることを改めて表明した。

(2) 二国間関係深化に向けたモメンタムの維持・強化

チリ側の最大の関心事項であった日チリ自由貿易協定(FTA)に向けた取り組みに関しては、中長期的課題との位置付けがなされたが、他方、「二国間経済協議」の創設が合意され、幅広い経済関係強化に資する事項に関して両国政府間で話し合っていくこととされたことは大きな意味を持つ。

「日本・チリ・パートナーシップ・プログラム(JCPP)」を通じて実施されている二国間協力は、受益国からも高い評判を得ており、両首脳は、同プログラムに対する評価を再確認するとともに、今後とも一層協力を発展させていくとの両国政府の意志を表明した。

IT推進を重点課題としているラゴス大統領との間で、IT分野における技術協力推進を改めて表明したことは、両国間協力の更なる増進のために有益である。

(3) 国際場裡における友好的パートナーとしての協力関係の強化

2003年1月よりチリは安保理の非常任理事国であり、国際場裡において役割を増大させつつある同国との間で、国際場裡における二国間協力を促進していくことを確認した。特に、喫緊の課題であるイラク問題に関しても率直な意見交換を行った。

チリは、2004年にAPEC議長国を務めることとなっており、この機会にアジア太平洋地域における協力関係を一層促進するため、日チリ両国が更に協力していくことを確認した。



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