ハッサン・ウィラユダ・インドネシア外務大臣の来日について
平成14年12月20日
- ハッサン・ウィラユダ・インドネシア共和国外務大臣は、12月22日(日)から27日(金)まで、外務省賓客として来日する。
- ハッサン・ウィラユダ外務大臣は、滞在中、川口順子外務大臣との間で、日・インドネシア外相会談を行い、アチェ問題、テロ対策、投資環境、国際情勢等につき意見交換を行うほか、わが国政府要人および財界関係者との間で意見交換を行う予定である。また、同大臣は、京都および大阪への地方視察も行う予定である。
- ハッサン外務大臣の今回の来日により、日・インドネシア両国間の友好関係が一層深められることが期待される。
(注)インドネシア共和国の最西端に位置するアチェでは、共和国からの分離・独立を目指す武装組織(GAM)と政府治安当局との間で、26年間に亘って武力衝突が継続し、地元住民にも多くの犠牲が生じてきたが、12月9日、インドネシア政府及びGAM側との間に「敵対行為停止のための枠組合意」が署名され、和平に向けたプロセスが大きく進んでいる。
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ベン・ヤヒア・チュニジア外務大臣の来日について
平成14年12月16日
- ハビーブ・ベン・ヤヒア・チュニジア外務大臣は、12月17日(火)から21日(土)まで来日する。
- ベン・ヤヒア外相は、滞在中、川口順子外務大臣ほか、わが国政府要人との間で会談を行い、日本・チュニジア二国間関係および国際情勢等について意見交換を行う予定である。
- ベン・ヤヒア外相は、初代駐日チュニジア大使(1977年から81年)を務め、チュニジアでは知日家として知られている。
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シャアス計画・国際協力庁長官ほかパレスチナ閣僚一行の来日について
平成14年12月13日
- パレスチナ暫定自治政府(PA)の外務大臣に相当するナビール・シャアス計画・国際協力庁長官およびマスリ経済・産業・貿易長官は、12月18日(水)から21日(土)まで、わが国の招待により来日する。
- シャアス長官ほか一行は、滞在中、川口順子外務大臣との間で「日本・パレスチナ閣僚級政治協議」を行い、中東和平パレスチナ・トラックの現状、今後の進展への取組、日本の役割・支援等についての意見交換を行うほか、わが国事務レベルの関係者との間で、政治・経済協力、産業貿易・民間投資の分野で「日本・パレスチナ合同委員会」を行い、両者間の関係強化につき意見交換を行う。また、シャアス長官ほか一行は、与党三幹事長との会談および日本・パレスチナ友好議員連盟会員との会合等、わが国の政府関係者との間で交流を行うとともに、有識者との意見交換および講演会等を行う。
- なお、今回の政治協議および合同委員会は、中東和平プロセス進展に向けた日本の取組の一環で行われるものであり、2000年5月に続き、第2回目の開催となる。
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アブルナガー・エジプト外務担当国務相の来日について
平成14年12月6日
- アブルナガー・エジプト外務担当国務相は、12月9日(月)から12月13日(金)まで来日する。
- アブルナガー国務相は、ムバラク大統領から小泉純一郎総理大臣宛の親書を携行し、滞在中、わが国政府要人と会談を行い、イラク情勢や中東和平などの中東情勢、および日本・エジプト二国間関係についての意見交換を行う予定である。
- アブルナガー国務相は、長年職業外交官としてエジプト外交の一線で活躍し、昨年秋の内閣改造において、主に国際協力を所掌する外務担当国務相に就任した。また、アブルナガー国務相は、ムバラク大統領およびオベイド首相の信任も篤く、大統領特使として友好国の訪問をたびたび行っている。
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イワノフ・ロシア連邦外務大臣の来日について
平成14年12月5日
- イーゴリ・セルゲーヴィッチ・イワノフ・ロシア連邦外務大臣は、12月17日(火)から19日(木)まで来日する。
- イワノフ外相は、滞在中、18日に川口順子外務大臣と日露外相会談を行い、来年1月の小泉純一郎総理大臣の訪露に向けた準備を含む日露二国間関係について意見交換を行うほか、北朝鮮情勢、イラク問題を始めとする国際情勢についても意見交換を行う予定である。
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ジョンストンOECD事務総長の来日について
平成14年12月4日
- ドナルド・ジョンストンOECD(経済協力開発機構)事務総長は、12月5日(木)、6日(金)の両日、来日する。
- ジョンストン事務総長は、滞在中、6日に開催されるOECDフォーラム・イン・ジャパン「日本経済の将来をどのように描くか」(OECD・経団連他共催)に参加し、基調講演を行うほか、川口順子外務大臣をはじめとする関係閣僚との間で意見交換を行う予定である。
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ウィクラマシンハ・スリランカ首相の来日について
平成14年11月28日
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ラニル・ウィクラマシンハ・スリランカ民主社会主義共和国首相は、夫人および随員と共に12月3日(火)から12月7日(土)まで来日する。
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ウィクラマシンハ首相は、滞在中、夫人とともに天皇皇后両陛下に謁見するほか、小泉純一郎総理大臣、川口順子外務大臣、わが国政府関係者等と会談し、日・スリランカ関係およびスリランカ和平・復興問題を中心に意見交換を行う予定である。また、地方視察のため、京都を訪問する予定である。
- 本年は、わが国とスリランカ国交樹立50周年にあたり、今回のウィクラマシンハ首相の来日により、両国の友好協力関係が一層強化されることが期待される。
(参考)
スリランカでは、昨年12月にウィクラマシンハ新政権が誕生して以来、本年2月にスリランカ政府とタミル・イーラム解放の虎(LTTE)との停戦合意が成立し、9月からは和平交渉が開始されるなど、長年続いた紛争を終結させるための試みが進展してきている。
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トカーエフ・カザフスタン国務長官兼外務大臣の来日について
平成14年11月25日
- トカーエフ・カザフスタン国務長官兼外務大臣は、12月3日(火)から12月7日(土)まで外務省賓客として来日する。
- トカーエフ国務長官は、滞在中、川口順子外務大臣ほか政府要人と会談し、日・カザフスタン二国間関係等について意見交換を行う予定である。
また、トカーエフ国務長官は、12月4日に東京において開催される「日本カザフスタン経済合同会議」に参加する予定である。
- トカーエフ国務長官の来日は、1999年9月以来2回目(当時は副首相兼外務大臣)であり、日本国とカザフスタン共和国の間の友好関係を一層深めるものと期待される。
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マハティール・マレーシア首相の来日について
平成14年11月20日
- マハティール・ビン・モハマッド・マレーシア首相は、夫人とともに12月12日(木)から16日(月)までわが国政府の招待により来日する。
- マハティール首相は、12日に外務省および日本経済新聞社が主催する「東方政策20周年記念セミナー」に出席し基調講演を行うほか、13日には駐日イスラム諸国大使団及び国連大学が主催するシンポジウム「相互依存世界における平和と対話の促進」にも出席し基調講演を行う予定である。また、同首相は、わが国政府要人との会談および地方視察を行う予定である。
(参考)
- マハティール首相訪日日程
12月12日(木) |
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成田着
東方政策20周年記念セミナー出席 |
13日(金) |
日イスラム諸国文化間対話シンポジウム出席
東京発仙台着 |
14日(土) |
視察等 |
15日(日) |
視察等 |
16日(月) |
仙台発帰国 |
- 東方政策20周年記念セミナー
「東方政策(LOOK EAST POLICY)」は、マレーシア人の労働倫理の変革を通じた潜在能力の開発を図るため、日本と韓国の労働倫理・経営哲学や成功の経験等を学び、マレーシアの発展に応用することを目的として、1981年に就任したマハティール首相が提唱した「人づくり政策」である。わが国は、1982年に初めて研修員を受け入れて以来、これまで留学生約3,100名および研修員約3,500名の計約6,600名を受け入れている。
本件は、東方政策による研修員を受け入れて20年目という節目の年に当たることから、同政策の提唱者であるマハティール首相の出席を得て、記念セミナーを開催することとした。また、両国の有識者が両国間の協力を総括するとともに、今後の友好関係の方向性につき、意見交換を行う。 (外務省ホームページ<http:www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/toho.html>を参照。)
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フィリピン共和国大統領グロリア・マカパガル・アロヨ閣下および夫君の訪日について
平成14年11月5日
フィリピン共和国大統領グロリア・マカパガル・アロヨ閣下および夫君は、随員と共に12月2日(月)から5日(木)まで国賓としてわが国を訪問される。
滞在中、天皇皇后両陛下は、同大統領閣下および夫君と御会見になるほか、宮中晩餐を催される。
同大統領閣下は、小泉純一郎総理大臣と会談される予定である。
また、同大統領閣下および夫君は、小泉総理大臣主催晩餐に出席される。
同大統領閣下および夫君の今次訪日は、日本国とフィリピン共和国との親善関係を一段と深めるものとして、政府は心からこれを歓迎するものである。
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