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主な要人の来日日程
ムハンマド・バーレーン外相の訪日
(概要と評価)


平成13年2月7日

1.位置付け

 バーレーン外相の初の公式訪日(外務省賓客)。なお、ムハンマド外相は独立後30年以上外相職を務める国際社会の重鎮であり、今年はGCC(湾岸協力理事会)議長国を務めている。

2.日程(詳細別添1.)

 期間;2月3日(土)~6日(火)
 京都を訪問した後(3日~4日)、東京では皇太子同妃両殿下との御接見、日・バーレーン外相会談及び河野大臣主催夕食会、町村文部科学相との会談、藤井国際交流基金理事長主催昼食会等を行った。

3.日・バーレーン外相会談の概要

(会議に先立ち、両外相間で「外務省間協力に関する共同声明」への署名を行った。)

(1)河野大臣より、ハマド・バーレーン首長が推進する民主化政策への評価を表明すると共に、湾岸地域における安全保障の要である同国が重要な役割を担っていることに対し敬意を表した上で、在京大使館(現在GCC諸国の中で在京大がないのは同国のみ。訪日前のインタビューで同外相は年内の在京大設置につき言及)の設置に期待感を表明。

(2)上記に対し、ムハンマド外相より日本国民に対する友好のメッセージ(先方メッセージ・ドラフト;別添2.)伝達及び二国間関係強化、特に在京大使館開設に向けた意図表明があった。更に、同国の民主化政策(表現の自由、直接選挙を含む「国民行動憲章」案)、経済改革(投資に際し外国資本の100%参入承認)等につき説明があった。

(3)更に河野大臣より、先の湾岸諸国訪問時に提唱した「湾岸諸国との重層的な関係の促進に向けた新構想;河野イニシァティヴ(「イスラム世界との文明対話」促進、水資源開発、幅広い政策対話の促進)」につき説明したところ、ムハンマド外相より謝意の表明があり、特に水資源開発に関する集中的な議論を進めていきたい旨の希望表明があった。

(4)またイラン、イラク情勢及び中東和平について議論し、ムハンマド外相より、ハタミ・イラン大統領への信頼感、イラクとの信頼関係醸成の重要性、91年のマドリッド合意以来の包括的和平に向けた蓄積を保っていく必要性等につき説明があった。また、東アジア情勢及びロシア情勢についても議論が及び、両外相間において活発かつ幅広い意見交換が行われた。

4.評価

(1)初のバーレーン外相公式訪問となった今次訪日は、在京大使館の不在等の事情でともすれば希薄になりがちであった両国政府間関係の新たな飛躍に繋がることが期待される。特に、両国外相間で署名を行った「外務省間協力に関する共同声明」は両国政府間の政治対話等を強化するものとなる。また、在京大設置に関し、ハイレベルで明確なコミットメントがあったことは両国間の連携密接化に資するものとなる。

(2)更に、先の河野大臣湾岸諸国歴訪で訪問しなかった同国から外相を招待し、河野大臣が提唱した「河野イニシアティヴ」を具体的な形で説明し、ムハンマド外相から賛意を得たことは、湾岸諸国歴訪のフォローアップとして時宜を得たものとなった。今年、バーレーンはGCC議長国を務めており、今次訪日を通じ、地域・国際情勢全般についても幅広く議論を行ったことは、今後の我が国の対湾岸諸国外交促進に大きな意味を持つものとなる。

(3)今後は、在京大使館設置に向けた側面支援、河野イニシアティヴの着実な実施(例;外交官日本語研修、青年交流、「イスラム世界との文明対話」の枠組みでの知識人ネットワークの構築等)を着実に進め、今次訪日で得られたモメンタムを更に発展させていくことが求められる。



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