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主な要人の来日日程

要人来日日程(平成12年)



日韓外相会談の概要
(11月6日、於:東京)

平成12年11月6日

1.日韓関係

(1)経済分野における協力

(イ)対韓投資拡大

 李廷彬(イ・ジョンビン)外交通商部長官より、平沼通産大臣が訪韓して開催された官民合同投資促進協議会において合意された投資促進等の実施を期待しているとの発言があった。また、投資協定の年内締結のため引き続き努力することで意見が一致。

(ロ)日韓自由貿易協定(FTA)

 熱海での日韓首脳会談で設置が合意された、民間人で構成される日韓FTAビジネスフォーラムの設置につき調整を進めていくこと、及び両国国民各層が十分議論を尽くす努力を続けていく必要があるということで意見が一致。

(ハ)社会保障分野の協力及び相互認証協定

 今後とも実務レベル会合を通じて双方の理解を深めることで意見が一致。

(ニ)航空問題

 航空問題が、両国国民の交流を通じた日韓関係の発展のためにも重要であるとの点で双方の意見が一致。また、大臣より、深夜・早朝の羽田ー金浦間のチャーター便について運輸省が検討を進めているが、自分としても側面支援を惜しまない、また、関空経由の日韓共同運航便についても早急な実現を期待している旨述べた。さらに、シャトル便の問題について、大臣より、外務省としても運輸省と相談しつつ、日韓間の交流促進のため何ができるか検討していきたい旨発言。

(2)文化・国民交流

(イ)日韓国民交流年

 大臣より、これまで2002年の日韓国民交流年に向けて事務当局間で緊密に協議が行われ、準備が進んでいることを歓迎している旨発言。引き続き日韓国民交流の成功のために努力していくことで双方の意見が一致。

(ロ)文化交流の拡大

 最近多くの韓国映画が劇場で公開される等、着実に民間レベルで文化交流が進展していることに対し、両大臣が満足の意を表明し、引き続き文化交流の拡大に努力していく点で意見が一致。また、大臣より、日韓文化交流基金から来年度より韓国関連書籍の出版助成を行うこととなったことを紹介。

(ハ)中高生交流

 大臣より、本年より韓国政府も日本の中高生を招聘することとなったが、かかる韓国側の積極的な取り組みを歓迎する旨の発言があった。

(3)在日韓国人の地方参政権問題

 李長官より、訪日前の国政監査において、韓国の政治家から、本件について日本の政治家に良く話しておくようにとの話があった旨述べた。これに対して、大臣より、韓国側の関心の大きさは十分理解している、他方、この問題は国民主権、地方自治のあり方、国と地方公共団体との関係等我が国の制度の根幹に関わる問題であり、賛成論から反対論まで様々な意見があり、活発な議論が行われているところである旨説明。

(4)第三回日韓閣僚懇談会

 日本で開催予定の第三回日韓閣僚懇談会を来年上半期の適当な時期に行うこととし、今後外交当局間で調整を行っていくことで意見が一致。

(5)教科書問題

 李長官より、訪日前の国政監査で韓国の政治家から懸念ないし憂慮の表明があった、この問題によって、現在の良好な日韓友好協力関係に悪影響がもたらされることがないよう、日本政府の思慮深い対応を期待している旨述べた。
 これに対して、大臣より、韓国政府の立場は承知した、現在文部省にて検定基準に従い、検定作業を行っていることと承知している旨述べた。

(6)漁業問題

 大臣より、暫定水域におけるズワイガニ漁の問題については、解決に至らなかったと農水大臣から聞いているが、早急に解決する必要があるので、李長官にも尽力願いたい旨述べた。これに対し李長官より、河野大臣も本件につき関心をもっていることを関係部局に話したい旨述べた。

2.対北朝鮮政策

(1)大臣より、10月30、31日北京で行われた日朝国交正常化交渉の概要につき説明。その上で、大臣より、日朝、米朝、南北でそれぞれ動きが見られるが、今後も三国間で緊密に連携し、この三つのトラックが互いに良い影響を与えながら進むことが重要である旨述べた。
 これに対し李長官より、日朝、米朝、南北はそれぞれが全く同じ速度で進むものではないが、全体として同じ方向に進むことが重要である、また、引き続きミサイル問題についての米朝協議の進展に強く期待する旨述べた。また、李長官より、三国は安保の面で緊密に協力してきたが、今後は北朝鮮との関係改善においても連携と協力を密にしていく必要があるというのが金大統領の考えであり、そのようにしていきたい旨述べた。

(2)大臣より、北東アジアの平和と安定、大量破壊兵器の不拡散の問題が重要であり、三国の政策調整により早く北東アジアの平和と安定が成し遂げられることが好ましく、そのためにも日朝、米朝、南北の三つのトラックが順調に進展することが重要であり、速度に多少の差が出る場合はあろうが、最後には全部そろわなくては北東アジアの平和と安定は実現しない旨述べた。これに対して、李長官も同感である旨応答した。

(3)また、李長官よりは、最近の南北対話が若干停滞気味であることについては、いろいろと見方があるが、対北朝鮮関係においては、基本的には、急がず、忍耐心をもって対処していくべきであり、一喜一憂せずに忍耐をもって臨むことが重要であると述べた。

3.国際関係

(1)中国、日韓中首脳会合

 朱鎔基首相の訪日及び訪韓につき、それぞれが簡単に説明を行い、中国が対日、対韓関係改善に積極的であったという点で見解が一致した。また、ASEAN+3で日韓中首脳会合が行われることを歓迎し、そのために今後も緊密に連絡することで双方の意見が一致した。

(2)ロシア

 大臣より、訪露の感想を述べるとともに、日露関係の現状につき説明。



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