野田総理大臣

野田総理と呉邦国・中国全人代常務委員長との会談(概要)

平成23年12月26日

  • (写真)呉邦国全人代常務委員会委員長と握手する野田総理(写真提供:内閣広報室)
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)呉邦国全人代常務委員会委員長と会談する野田総理(写真提供:内閣広報室)
    (写真提供:内閣広報室)

 26日(月曜日),中国・北京を訪問中の野田総理大臣は,人民大会堂において,8時45分(日本時間9時45分)から約30分間,呉邦国・中国全国人民代表会議(以下「全人代」)常務委員長との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおり。(日本側:齋藤官房副長官,丹羽駐中国大使,筒井農水副大臣,山口外務副大臣他,中国側:楊潔チ・外交部長,馬文普・全国人民代表大会外事委員会副主任委員,曹衛洲・全国人民代表大会常務委員会副秘書長,沈春耀・全国人民代表大会常務委員会副秘書長他同席)

1 日中関係

  1. (1) 双方は,大局的な観点から,来年の日中国交正常化40周年も活用し,あらゆる分野で具体的な協力及び交流を推進し,日中「戦略的互恵関係」を一層深化させることが重要との点で一致した。
  2. (2) 双方は,両国が幅広い分野で重層的に相互理解,相互信頼関係を構築することが必要であるとの共通認識を確認した。この中で,野田総理から,1984年の3000人訪中団に参加し,北京,上海,西安を訪問して,数多く市民交流を行ったこと,食事の注文でのエピソードなどを紹介し,正に自分は日中交流の「申し子」である,来年,5000名規模の青少年交流を実施することで双方は合意しているが,そうした交流を通じて,自分と同様の「申し子」が数多く出てくることを期待したい旨述べた。
  3. (3) 交流に関し,双方は,日本の衆参両院と中国の全人代との交流など議会,政党間の交流を一層推進することが重要であり,両国政府としても,こうした交流を支持,支援していくことが必要である点で一致した。
  4. (4) 野田総理から,地方自治体間の交流も重要であり,友好姉妹都市関係である船橋市と西安市でも活発な交流が行われていることを紹介し,双方は,こうした地方間交流も政府として積極的に支援していくことが重要である旨一致した。

2 北朝鮮情勢

  1. (1) 野田総理から,金正日国防委員長の死去を受けて,朝鮮半島の平和と安定を確保するために,現状及び中長期的な観点から,日中間で緊密に連携していきたい旨述べた。
  2. (2) これに対し,呉邦国委員長から,中国は,朝鮮半島の平和と安定の維持を望んでいる,朝鮮半島の非核化及び平和と安定は双方の共通利益に合致するものであり,日中両国が共に努力して朝鮮半島の平和と安定を維持していきたい旨述べた。
  3. (3) 野田総理から,拉致問題の解決に向けて中国の理解と協力を改めて要請し,また,拉致被害者を含む邦人の安全の観点から,中国の協力を要請した。
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