総理大臣

日・ペルー首脳会談

平成24年5月9日

 5月9日(水曜日)午後6時から約35分間,野田佳彦内閣総理大臣は,官邸において,公式実務訪問賓客として来日中のオリャンタ・ウマラ・タッソ・ペルー共和国大統領(H.E.Mr. Ollanta Humala Tasso, President of the Republic of Peru)と首脳会談を行い,引き続き午後7時45分頃まで夕食会が行われたところ,概要は以下のとおりです。

 なお,上記終了後,日・ペルー共同プレス発表が発出されました。

1.冒頭

 野田総理から,ウマラ大統領との再会を歓迎するとともに,本年3月1日に発効した日・ペルー経済連携協定(EPA)の円滑運用等を通じた経済関係の更なる進展を始めとして,日系人学校で学んだ経歴を有し,日本に親しみを持つウマラ大統領と協力して二国間関係をより一層深化・発展させていきたい旨表明しました。これに対し,ウマラ大統領から,日本での歓待への謝意とともに,EPAをてこにした貿易の拡大,文化・教育面での関係強化に言及するとともに,日本からの政府開発援助(ODA)に感謝する旨表明しました。

2.経済関係

 野田総理から,鉱山分野を中心に日本企業はペルーに投資し,今後の投資増加も見込まれるので,治安及び税制を含めた投資環境の安定に引き続き配慮を要請するとともに,ペルーによる日本食料品輸入規制措置の撤廃に感謝を表明しました。これに対し,ウマラ大統領は,マクロ経済の安定と法的安定性が外資の支援になる旨応答しました。

3.経済協力

 ウマラ大統領は,今後の協力分野として,技術移転,教育に言及しました。
 野田総理から,新規円借款4案件の供与決定について表明しました。さらに,新マカラ国際橋建設計画が早期完工し,地域の発展に繋がることを期待する旨表明しました。

4.TPP

 ウマラ大統領は,日本の環太平洋パートナーシップ(TPP)参加を支持,ペルーの協力を期待して欲しい旨表明しました。これに対し,野田総理から,今後ともペルーの協力を得ていきたい旨応答しました。

5.安保理改革

 野田総理から,安保理改革につき現実的な改革を目指したい旨表明しました。これに対し,ウマラ大統領は,安保理改革について日本の立場を支持する旨応答しました。

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