本19日(月曜日)午後2時50分頃から約10分間,野田佳彦内閣総理大臣は,李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領と電話会談を行ったところ,概要は以下の通りです。
- 李明博大統領から、金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の死去という緊急事態を受け、韓日首脳間で緊密に連携する必要がある、突発事態に備え、情報を綿密に交換し、緊密に協力したい旨の発言がありました。
- これに対し、野田総理から、この事態が朝鮮半島の平和と安定に悪影響を与えないことを期待する旨述べた上で、本日午後開催された安全保障会議において、(1)情報収集態勢の強化、(2)韓国を含む関係国との情報共有、(3)不測の事態に備えて万全の態勢をとることを指示したと、同会議の概要について説明しました。
- その上で、両首脳は、様々な情報収集やその共有において協力し、緊密に連携をとること、及び今後も必要があれば連絡を取り合っていくことで一致しました。