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小泉総理大臣


小泉総理大臣のチリ公式訪問


平成16年11月22日


1.概要

小泉総理大臣は、11月22日、チリ・サンティアゴにおけるAPEC首脳会合への出席に引き続き、チリを公式訪問。ラゴス大統領と首脳会談。
日本の総理大臣としてのチリ訪問は、1996年の橋本総理以来8年ぶり。
小泉総理の中南米訪問は、本年9月のブラジル及びメキシコ訪問に続くもの。


2.日本・チリ首脳会談

【二国間関係】

「日・中南米 新パートナーシップ構想」 (本年9月にサンパウロにおいて総理より提唱)に基づく日本・チリ関係の一層の発展について一致。
日チリ間の経済関係の強化に向け、両国間でEPA/FTA(経済連携協定/自由貿易協定)の締結の可能性について検討するため、両国の産学官からなる「共同研究会」の立ち上げで一致。
「日本・チリ21世紀委員会」(有識者会合)が「日本・チリ賢人会議」として新たに立ち上がることを歓迎(日本側座長:寺田輝介フォーリンプレスセンター理事長、チリ側座長:ロベルト・デ・アンドラーカ太平洋製鉄会長)。
総理より、チリの算数教育への協力意向を表明。先ず、チリ教育省関係者を招聘。
環境協力では、国際協力銀行(JBIC)とチリ当局との間で、京都議定書上のクリーン開発メカニズム(CDM)に関する業務協力に関する取決めが結ばれたことを歓迎。
両国の友好議員連盟の活発な活動など、議員交流の重要性を強調。
総理より、両国間の学術交流を促進するため、チリの主要5大学の学長を招聘する旨表明。
総理より、「アルマ計画」(チリ北部のアタカマ高原での大型電波望遠鏡建設計画)への我が国の参加に言及、チリの協力に謝意を表明。


【国際問題等】

国連改革の実現のためには、途上国及び先進国双方を含む形で、常任・非常任議席双方の拡大が必要であることにつき一致。ラゴス大統領は、日本の常任理事国入りを支持する旨表明。
「東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)」について、総理よりその発展が重要である旨、将来、日本で外相会合を開催することを考えたい旨発言。


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