総理大臣

日・シンガポール首脳会談(概要)

平成22年10月30日

  • (写真)シンガポールのリー・シェンロン首相と握手する菅総理
    (写真提供:内閣広報室)

 10月30日(土曜日),ASEAN関連首脳会議出席のためハノイを訪問中の菅総理は,午前8時30分頃から約25分間,リー・シェンロン首相と日・シンガポール首脳会談を行ったところ,概要以下のとおりです(我が方:前原外務大臣,福山内閣官房副長官他,先方:ジョージ・ヨー外務大臣他が同席。)。

1 冒頭発言(二国間関係)

  1. (1) 菅総理より,(10日2日の)リー首相の御母堂の逝去に改めてお悔やみ申し上げました。また,日・シンガポールは順調な関係を維持してきた,更に関係を強化すべく,リー首相の協力をお願いする,特に,シンガポールは地域の経済活動のハブであり,日本企業も約1000社進出するなど重要である旨述べました。更に地域の安定・繁栄について基本的な考え方を共有しており,国際社会の直面する様々な課題に対応するため,引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。
  2. (2) これに対し,リー首相より,日本とシンガポールは良好な関係にあり,これはアジアの中でも,国際社会の中でも重要な意義を有しており,この関係を強化したい,特に,日本は二国間関係だけでなくこの地域にとって非常に大きな貢献をしてきた,今日の情勢は80年代,90年代に比して変わったが,日本は引き続き重要な役割を果たすことができる等述べ,昨年11月にシンガポールで開所式が行われたジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)については,地域における日本のソフトパワー発信の観点から重要である旨述べました。
  3. (3) これに対し,菅総理より,JCCの充実についても力を入れたい旨述べました。

2 APEC,TPP

  1. (1) 菅総理より,11月の横浜APECでは,アジア太平洋の将来像を共有し,より開かれた地域経済統合を進めるために具体的成果を出すべく,日本として努力する所存であり,シンガポールにも協力いただきたく,いずれにせよ,来月のリー首相の訪日をお待ち申し上げる,またその中で,日本はアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築を目指していきたいと考えており,TPPについては,協定交渉等への参加を検討している旨述べました。
  2. (2) これに対し,リー首相より,APECについては会合の成功に向け最大限努力したい旨応じました。また,TPPについては,自由貿易圏を追求する上で実際的な方法であり,日本としても是非前向きに考えていただきたい旨応じました。

3 国連安保理

 国連安保理改革については,両首脳は改革の重要性につき一致し,菅総理より,日本の考え方について支持いただいていることに謝意を表明したのに対し,リー首相より,日本の常任理事国入りに対する支持を改めて表明しました。

4 

 その他,EASやASEANにおける地域協力についても話し合われました。

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