総理大臣

日・フィリピン首脳会談(概要)

平成22年10月29日

  • (写真)日フィリピン首脳会談

(写真提供:内閣広報室)

 10月29日(金曜日),ASEAN関連首脳会議出席のためハノイを訪問中の菅総理は,20時5分頃から20分間,国家会議場内において,アキノ大統領と日・フィリピン首脳会談を行ったところ,概要以下のとおりです(我が方:福山官房副長官他,先方:ロムロ外務大臣他同席。)。

1 冒頭発言

 菅総理より,フィリピン北部における台風被害に対しお見舞いの意を伝えるとともに,アキノ大統領との間で戦略的パートナーシップを育むべく協力していきたい,横浜APECでは,アジア太平洋の将来像を共有し,地域経済統合,成長戦略に焦点を当てて議論したい,来月のアキノ大統領の訪日をお待ち申し上げる旨述べました。

2 経済協力及びミンダナオ和平

  1. (1) アキノ大統領より,日本がフィリピンに対し長年最大のドナー国として一貫して経済援助をしてきたことにつき,謝意の表明がありました。また,ミンダナオ和平に関し,国際コンタクト・グループへの参加や日本が同地域において行っているJ-BIRDプロジェクトなどの復興開発支援についても謝意の表明がありました。
  2. (2) これに対し,菅総理より,日本はフィリピンの経済発展・貧困削減の努力を支援する観点からこれまで同様支援したい旨伝えました。また,菅総理より,フィリピン側からの要請を踏まえ,約408億円規模の円借款「道路改良・保全計画」を供与することを伝えました。ミンダナオ和平については,菅総理より,今後とも我が国としてミンダナオ和平の取組のため支援していく旨述べました。

3 日比EPA

  1. (1) アキノ大統領より,日比EPAについてその重要性を指摘するとともに,同協定の下でのフィリピン人労働者の受入れに対し謝意の表明があり,看護師の受入れに当たって我が国が行っている努力に対し,謝意の表明がありました。
  2. (2) これに対し,菅総理より,日比EPAが順調に活用されていることを歓迎しており,看護師・介護福祉士候補者については,国家試験にできるだけ多く合格できるよう,できる限り努力している,更に,事前にフィリピンで,追加的な日本語予備教育を検討中であり,フィリピンの協力をお願いする旨述べ,アキノ大統領はこれに同意しました。

4 APEC

 アキノ大統領より,フィリピンとしても横浜APECの成功について,支持するとともに,積極的に参加する旨述べました。また,フィリピンの投資環境について改善の意向の表明がありました。

5 気候変動

 気候変動の問題について,双方において,気候変動問題への対応の重要性について一致しました。

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