総理大臣

日豪首脳会談(概要)

平成22年10月4日

 4日、ASEM首脳会議出席のためブリュッセルを訪問中の菅総理大臣は、豪州のギラード首相と約30分間会談を行ったところ、その概要以下のとおり。

1.日豪関係

  1. (1) 日豪両国が経済面のみならず、近年、政治・安全保障面でも、戦略的なパートナーとして協力を深めていることを歓迎し、これをさらに強化していくことで一致した。
  2. (2) 5月に署名した物品役務相互提供協定(ACSA)に続き、秘密情報保護協定交渉を加速化させていくことで一致した。
  3. (3) 日豪EPAについて、ギラード首相よりFTA促進のための協力を続けていきたい旨述べたのに対し、菅総理より、自由貿易促進の重要性を指摘した上で、日豪EPAについては難しい問題があるが、解決のため努力していきたい旨述べた。
  4. (4) 菅総理より、新成長戦略に基づき、パッケージ型インフラを世界各国に展開していきたいと述べ、特に豪州における高速鉄道の建設プロジェクト等でのビジネス協力が進展することへの期待を表明した。

2.地域・国際社会での協力

  1. (1) 日中関係

     菅総理より、日中関係については、アジア太平洋地域、ひいては世界にとって非常に重要な関係であり、それだけに、大局的観点から冷静に対処してきていることを説明し、先方の理解を得た。

  2. (2) 核軍縮・不拡散

     核軍縮・不拡散については、先般のNYにおける核軍縮・不拡散外相会合により形成された新グループの活動を通じ、日豪両国で国際的な議論を主導していくことで一致した。

  3. (3) 安保理改革

     安保理改革については、その早期実現に向け引き続き緊密に協力していくことで一致した。

  4. (4) APEC

     菅総理より、横浜APECでは、議長として、今般のASEM首脳会議に引き続き、アジア太平洋地域の成長に焦点を当てた会議にしていきたい旨説明し、横浜APECの成功に向け協力していくことで一致した。

このページのトップへ戻る
菅総理大臣の第8回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合等出席 |  菅総理大臣 会談・訪問 |  目次へ戻る