総理大臣

日韓首脳会談(概要)

平成22年11月14日

  • (写真)李明博韓国大統領と握手する菅総理
    (写真提供: 内閣広報室)
  • (写真)日韓図書協定の署名に立ち会う李明博韓国大統領と菅総理
    (写真提供: 内閣広報室)

 11月14日(日曜日)午前9時10分(現地時間)から約40分間,菅総理大臣は,APEC首脳会合出席のため訪日中の韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領との間で会談を行ったところ,概要以下のとおり(同席者:日本側から,仙谷官房長官,前原外務大臣,大畠経済産業大臣,福山官房副長官,武藤駐韓国 大使ほか,韓国側から,金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官,権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日韓国大使ほか)。

 同会談に続けて,両首脳の立ち会いの下,前原外相と金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官が,日韓図書協定への署名を行った。

1. 日韓関係

  1. (1) 冒頭,菅総理から,李明博大統領の卓越したリーダーシップによりG20サミットが成功したことをお祝いする,APEC首脳会合の成功に向けた御協力に感謝する,これら2つの国際会議を隣り合う日韓両国が議長を務め,成功しつつあることを歓迎する旨述べた。
  2. (2) これに対して,李明博大統領からは,日本が主催するAPECが成功を収めていることをお祝いする,昨日の文化行事の歌舞伎は,参加者が日本文化をより良く理解することができる良い行事であった,G20ソウル・サミットについて,あらゆる面で日本に協力いただいたことに感謝する,特にAPECの議題 は,G20の議論と一脈繋がるものであり,より効果的な議論となっており高く評価したい旨の発言があった。
  3. (3) その上で,両首脳は,今後の東アジア及びアジア太平洋地域にとって,日韓間の協力強化は益々重要になっており,一層緊密に連携していくことで一致した。
  4. (4) また,菅総理から,本年は日韓関係にとって大きな節目の年であるが,両国間でよく協力して対応している,日韓図書協定の署名については,今後未来志 向の日韓関係を強化していく上で,大きな道筋を構築できたと考える,国会手続を経て近くお渡しできるよう努力したい旨述べた。
  5. (5) これに対して,李明博大統領から,本年は韓日関係の画期的な変化のきっかけとなっている,これは,菅内閣が発足し,菅総理を始め日本の関係者が多くの努力を行ってくれたおかげである,日韓図書協定の署名を歓迎する,21世紀という変化に富んだ時代に韓日協力をより強化していきたい旨の発言があった。
  6. (6) 菅総理から改めて李明博大統領の訪日を招請し,訪日に向け引き続き両国間で調整していくこととなった。
  7. (7) 日韓EPAについては,菅総理から,早期の交渉再開のために引き続き協力したいと述べたのに対して,李明博大統領から,FTAの必要性については同意する,今後も努力していきたい旨の発言があった。

2. 北朝鮮情勢

 両首脳は,六者会合再開に当たっては,形式的な対話の再開には意味がない,北朝鮮が非核化等を進展させるための真剣な意思を具体的な行動によって示す必要があるとの認識で一致し,引き続き日韓,日韓米で緊密に連携していくことを確認した。その際,菅総理からは,拉致問題解決の必要性にも言及した。

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