OBサミットへの参加のため来日中のゴー・チョクトン上級相は、総理官邸を訪ね、4月22日(木曜日)16時過ぎより約20分間、鳩山総理大臣を表敬しました。
- 冒頭、鳩山総理より、お目にかかれて光栄、日・シンガポール両国は経済関係のみならず良好な関係にあるが一層強化していきたい、本年は日本でAPECが行われるが、金融センターとしても世界の中で重要な役割を担っているシンガポールが一層活躍されることを期待する旨述べました。
- ゴー上級相より、リー・シェンロン首相よりAPECで訪日してお会いするのを楽しみにしている旨の伝言を預かっている、シンガポールに引き続き成果達成が期待できる日本がAPEC議長となっていただくことは幸いである、貴総理の提唱されている「東アジア共同体」構想の実現に向けシンガポールは日本と利害を共有しており、どのように実現を図っていくかが重要である旨述べました。
- 鳩山総理より、長期的な目標として「東アジア共同体」構想を実現していく中、ASEANを一つの核と捉えている、同共同体にどの国が入るかということについては柔軟に考える必要がある、テーマごとに連携強化を図って全体として構想を推進していけばよいと考えている、貴首相の考えは基本的に共有する等応答しました。