鳩山総理大臣

イシャーエフ・ロシア極東連邦管区大統領全権代表による
鳩山総理大臣への表敬(結果概要)

平成22年4月20日

 本20日午後6時から約25分間,鳩山総理大臣は,来日中のイシャーエフ・ロシア極東連邦管区大統領全権代表の表敬を受けたところ,その結果概要は以下のとおりです。

1 イシャーエフ大統領全権代表から,概要以下のとおり述べました。

  1. (1) 訪日に先立ちメドヴェージェフ大統領と会談し,ロシア極東地域とその周辺諸国との協力拡大のあり方について報告し,了承を得た。本日は,隣国である日本との関係を積極的に発展させるため,メドヴェージェフ大統領の指示に基づき訪日した。先般,メドヴェージェフ大統領と貴総理が,ワシントンでの首脳会談において日露関係について議論する中で,ロシア極東地域の経済発展についても言及され,極東地域の経済発展と近代化に日本の積極的な参加を期待するとの やりとりが行われたことを歓迎している。
  2. (2) メドヴェージェフ大統領及びプーチン首相は,ロシア極東地域の発展と同地域のアジア太平洋地域への統合に大きな関心を有しており,極東の隣国たる日本が積極的にこれに参加することを期待している。ロシアとしては,日本の高い技術力も活用していきたい。メドヴェージェフ大統領が我々に課した課題は,ロ シア極東をアジア太平洋地域へのゲートウェイにすることである。
  3. (3) 他方,日本の実業界にとって,この地域で投資活動を行う上で種々の障害に直面することがあると承知。自分(イシャーエフ全権代表)は,かかる障害を除去すべく,極東連邦管区全権代表部の参加の下,極東地域の関係する当局の間で調整を行うための調整評議会の創設を,先週,指示した。この評議会を通じ て,日本の企業が直面する諸問題が解決するよう全力を尽くしたい。

2 これを受けて,鳩山総理から,概要以下のとおり発言がありました。

  1. (1) ワシントンでメドヴェージェフ大統領とお会いし,経済と政治を車の両輪のように進めていくということを申し上げ,また,メドヴェージェフ大統領が,車の両輪の一つであるロシア経済の近代化に力を入れていることに敬意を表した。
  2. (2) 貴全権代表が,中央政府に先駆けてロシア極東地域の開発や同地域のアジア太平洋地域への統合に力を注いできたことに敬意を表する。日本にとって,ロシア極東は魅力ある地域であり,まさに日露間の経済協力の対象といえる。
  3. (3) 極東地域において日本企業が直面する障害を除去すべく,積極的に努力していただけることは心強い。日本企業が積極的に投資するためにも,当該地域の投資環境の積極的な改善をお願いしたい。
  4. (4) 最後に,メドヴェージェフ大統領ともワシントンで話したが,領土問題は政治の問題であり,首脳同士の集中的な対話を通じて前進させたい。

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