麻生総理大臣

日印首脳電話会談

平成21年6月2日

 6月2日、午後2時05分から約10分間、麻生総理大臣は当方の発意によりシン印首相と電話会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 冒頭、麻生総理より、先般のインド総選挙での与党コングレス党の勝利とシン首相の再任に対し祝意を表明するととともに、インドがシン首相のリーダーシップの下、国際社会の主要国としてますます発展していくことを確信していると述べた。更に、昨年はシン首相の来日により日印関係が大きく発展したこと、及び今後ともシン首相と協力して、「戦略的グローバル・パートナーシップ」の下、安全保障分野の更なる強化や経済連携協定(EPA)交渉の妥結に向けて、貴首相の積極的な関与を頂きたい旨述べた。
  2. これを受けシン首相より、お言葉に感謝申し上げる、インドは日本との関係に極めて高い優先度を置いており、グローバル・パートナーシップの下、両国関係が更に発展することを期待している、特に、日印間の旗艦プロジェクトである貨物専用鉄道建設計画(DFC)については貴国のODAにより早期に実現することを期待している旨述べた。
  3. また、麻生総理より、北朝鮮問題に関連し、国際社会が一致して、北朝鮮の核開発は認めないとのメッセージを送ることが重要である、現在、安保理の決議を議論しているところであるが、インドの理解と協力をお願いしたい旨述べた。これに対しシン首相より、北朝鮮の核開発は世界全体での安全保障に関わる問題であり、日本の懸念を共有する旨述べた。
  4. 最後に、麻生総理より、本年末のCOP15において、インドが主要経済国の一員として前向きな態度を示すことが重要であり、今後とも緊密に連携していきたい旨述べた。これに対しシン首相より、気候変動を含め、WTO、金融危機等グローバルな課題に対して、今後とも日本と協力していきたい旨述べた。
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