麻生総理大臣

日印首脳会談(概要)

平成21年7月10日

 7月10日(金曜日)午後1時20分から約20分間、G8ラクイラ・サミットの機会を利用して、麻生総理大臣はインドのシン首相と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.二国間関係

 はじめに麻生総理より、先週の日印外相間戦略対話は大変有意義であったと承知している、今後とも日印間の「戦略的グローバル・パートナーシップ」を安全保障や経済等様々な分野でさらに発展させたい旨述べた。

 これに対しシン首相より、インドは日本との二国間関係の強化に最高の優先順位をおいており、特に安全保障分野での協力を強化したいと述べるとともに、インドが最大の受け取り国となっている日本からのODAに対する感謝の表明があった。また、両首脳は、日印の基幹プロジェクトである「貨物専用鉄道建設計画(DFC)」や「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)」実現に向けた協力を確認した。また、シン首相より、経済連携協定(EPA)は日印の経済面でのパートナーシップの強化にきわめて重要であり前進させなければならない旨述べたところ、麻生総理より、EPA交渉の早期妥結に向けシン首相の積極的関与を要請した。

2.気候変動等

 シン首相より、東アジア首脳会議(EAS)等における麻生総理の指導力や、今回のG8サミットでの気候変動に関する麻生総理の前向きな姿勢を評価する旨述べるとともにCOP15に向けて日印で協力していきたい旨述べた。これに対し、麻生総理より気候変動問題は技術の要素が大きく、途上国であっても気候変動問題に一緒に取り組んでいこうという国に対し日本は資金や技術を提供していきたい旨述べたところ、シン首相より、麻生総理の提案に賛同する旨述べた。

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