麻生総理大臣

チャールズ英皇太子の「熱帯雨林プロジェクト」に関する首脳会合

平成21年4月1日

 麻生総理は、1日午後5時20分から約40分間、当地クラレンスハウス(皇太子公邸)において開催されたチャールズ皇太子主催の「熱帯雨林プロジェクト」に関する首脳会合に出席したところ、概要以下のとおり。(与謝野財務大臣ほか同席。)

  1. 「熱帯雨林プロジェクト」は、気候変動問題における熱帯雨林保全の重要性をふまえ、気候変動枠組み条約の下で現在交渉中の「森林減少・劣化に由来する排出削減(REDD)」に関するメカニズムが本格的に稼働するまでの「緊急パッケージ」の策定を目的として、チャールズ皇太子の提唱により2007年10月に立ち上げられたもの。
  2. 今回の会合には、英国からチャールズ皇太子の他、外相、気候変動相、国際開発相、環境・食糧・農村地域相の4閣僚、我が国を含む9カ国(独、仏、伊、豪、インドネシア、ガイアナ、サウジアラビア、ノルウェー)から元首または首相、米、加、ブラジル、ガボンの4カ国から外相、財務相等の閣僚、更に国連事務総長、世銀総裁、EC委員長が出席し、また、民間部門からロイズ保険組合会長が出席した。(出席者一覧、別添(PDF)PDF
  3. 会合では、冒頭、チャールズ皇太子から歓迎の挨拶及び熱帯雨林問題解決の重要性が述べられ、その後、同席の英政府関係者より、今後は英政府として今次会合をフォローアップしていくこと、及びそのための非公式作業グループを設置することを説明した。
  4. その後、各出席者からの発言があり、麻生総理は以下の内容を表明した。

    (1)熱帯雨林の保全に向けたチャールズ皇太子の熱意と行動力に敬意を表する。

    (2)世界規模で進行する森林減少・劣化の抑制は喫緊の課題であり、国際社会として迅速かつ具体的な行動が必要との認識を共有する。

    (3)チャールズ皇太子の力強いイニシャティブが非公式作業グループ立ち上げの提案につながったと認識しており、我が国も持続可能な森林経営の推進に取り組んできた知見を活かし、作業グループの議論に参加していく。

  5. 麻生総理以外の出席者からも、一様に熱帯雨林問題解決の重要性とチャールズ皇太子のイニシャティブに対する評価、そして、作業グループ設置の提案に対する支持が表明された。
  6. 最後に、チャールズ皇太子より、自らのイニシャティブに対する賛意と作業部会設置の提案に対する支持につき出席者に向けて謝意が表明され、熱帯雨林問題解決のために最も重要なことは残された時間が限られていることである旨を指摘して会合を了した。

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