麻生総理大臣

日伊首脳会談(概要)

平成21年4月2日

 4月1日(水曜日)15時50分から16時20分まで約30分間、第2回金融・世界経済に関する首脳会議に出席するためロンドンを訪問中の麻生総理大臣は、ベルルスコーニ伊首相との間で日伊首脳会談を行ったところ、概要以下のとおりです。

1.世界経済・金融危機

 両首脳は、現在のような世界的な金融市場の混乱を二度と繰り返さないためにも、今般のサミットの成果をしかるべく実施していくことが重要であるとの意見で一致。麻生総理より、各国が実情に応じて財政・金融政策を出動させることが必要である旨述べ、日本がこれまでに実施し、また今後策定する経済対策に言及したのに対し、ベルルスコーニ首相より、日本の大規模な経済対策を高く評価し歓迎するとともに、イタリアが打ち出した経済対策として、低所得者層支援策及び失業対策の他、一般家屋の建築条件を緩和することにより建設業を活性化する政策等を紹介した。

2.アフガニスタン・パキスタン情勢

 麻生総理より、本年2月に米国でオバマ大統領と会談した際、同大統領がアフガニスタン情勢につき高い関心を示していたことを紹介しつつ、アフガニスタン問題解決のためにも隣国であるパキスタンの安定が不可欠であり、日本としてはそのために努力していく旨述べ、今月17日に日本が開催するパキスタン支援国会合の成功に向けた協力を要請したのに対し、ベルルスコーニ首相より、アフガニスタンの安定化に対するイタリアの貢献策を説明するとともに、対パキスタンでの日本のイニシアティブを評価する、イタリアとしてもパキスタン支援の重要性を認識しており、東京での会合に特別代表を出席させ、新たな支援についても検討したい旨述べた。

3.北朝鮮問題

 両首脳は、北朝鮮によるミサイル発射は地域の平和と安定を損なうものであり、安保理決議違反であり容認できない、発射を強行する場合には安保理でしっかりと議論するべきという認識で一致した。

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