麻生総理大臣

日韓首脳会談(概要)

平成20年10月24日

 10月24日9時15分(現地時間)から約40分間、ASEM首脳会合出席のため北京を訪問中の麻生総理は、李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領との間で日韓首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.日韓関係

(1)総論

 両首脳は、日韓両国が自由、民主主義、基本的人権等の基本的価値を共有する最も重要な隣国同士であるとの認識を共にし、未来志向の「成熟したパートナーシップ関係」構築に向け共に取り組んでいくことで一致した。また、日韓米の連携の重要性についても確認した。

(2)首脳外交

 両首脳は、首脳間で出来る限り頻繁に直接意見交換を行うことの重要性で一致し、「シャトル首脳外交」を継続し、APECやEAS(東アジア首脳会議)等の国際会議の際にも出来る限り頻繁に会談し、必要に応じ電話でも意見交換を行うことで一致した。また、年内に日本で日韓中首脳会議を開催することで一致した。李大統領より麻生総理に対する訪韓招請があり、麻生総理より謝意を表明した。

(3)交流

 両首脳は、未来志向の日韓関係のためには国民間の交流、特に若者交流の一層の拡充が必要であるとの認識を確認し、ワーキング・ホリデー制度の拡大や大学生交流事業の発足等の4月の日韓首脳会談の合意事項を着実に実施していくことで一致した。

2.国際経済

 両首脳は、現下の国際金融状況について意見交換を行い、11月15日に開催されることとなった金融・国際経済に関する首脳会議を含め、日韓両国で引き続き緊密に連携して対応していくことで一致した。

3.北朝鮮問題

 両首脳は、日韓両国が直面する最大の共通の課題である北朝鮮の核問題について、日韓両国、更には日韓米三か国が緊密に連携して対応することの重要性を確認した。
 麻生総理より、我が国にとっては核問題に加えて拉致問題もあり、双方について引き続き韓国の協力も得て対処していきたい旨述べたのに対し、李大統領より、日本の立場に対する支持の表明があった。

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