安倍総理大臣

安倍総理と胡錦濤中国国家主席とのAPEC首脳夕食会におけるやりとり

平成19年9月8日

 今次APECでは、日中両首脳の日程の都合上、二国間会談が行われなかったため、8日の首脳夕食会の機会をとらえ、日中首脳間で、以下のとおりの実質的なやりとりが行われた。

  1. 安倍総理より、日本産米が中国で好評を博しており嬉しい、第二便の輸出も協力していきたい旨発言。胡主席より、日中協力の最も可能性に富んだ分野はエネルギー効率や環境保護の分野であると思う旨述べ、中国の取り組みを説明。安倍総理より、日本も技術面でいろいろと協力できると思う旨発言。
  2. 胡主席より、両国は地理的にも近接し、互いに協力する定めにある、また、文化的にも近い、両国は科学技術、経済、貿易、文化、教育といった幅広い分野において協力を進められる特別の関係にあると思う旨の発言があった。
  3. 安倍総理より、先般の曹剛川国防部長訪日により、日中安保分野における交流を前進させることができた旨の発言があった。
  4. 胡主席より、安倍総理着任以来、日中関係は改善の方向にあり、両国の国民だけでなく、全世界の人々が歓迎、この傾向に勢いを与え、日中関係の更なる改善につなげ、両国国民の間の友情を強化したい旨述べた。
  5. 胡主席より、年内に貴総理に中国を訪問していただきたい、貴総理の訪問により具体的な成果を世界に示せるようにすることが極めて重要である旨述べ、安倍総理より同感である旨述べた。
  6. 両首脳は、来週の賈慶林中国全国協商会議主席の訪日に触れつつ、国交正常化35周年を成功させ、交流強化を通じ相互理解を深めていくことで一致した。安倍総理より、EASで東アジアの若者交流計画を発表したが、中国からは最も多くの人的交流を得たいと考えている旨述べた。
  7. 安倍総理より、北朝鮮に関する六者会合について、議長としての中国の努力を評価する旨述べ、今後とも引き続き密接に連携していくことで一致した。
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