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パスカル・ラミーWTO事務局長による河村官房長官表敬

平成21年2月24日

 2月24日(火曜日)夕刻、来日中のパスカル・ラミー世界貿易機関(WTO)事務局長による河村官房長官表敬が行われました。概要は以下のとおりです。

1. 河村官房長官より、以下の諸点を述べました。

(1)訪米中の総理に代わり、WTOをリードするラミー事務局長の訪日を歓迎。

我が国の貿易政策の基軸はWTOであり、保護主義的な機運が高まっている今こそ、ラウンドを成功裏に導き、貿易拡大を通じての成長を確保していくことが重要となっている。

(2)保護主義の問題に関しては、WTOの場で保護主義的動きを監視していくとするラミー事務局長のイニシアティブを日本として支持していく。

(3)ドーハ・ラウンド交渉については、昨年末にWTO閣僚会合が見送られたが、引き続き、各分野で実務的な作業を継続し、交渉を進捗させる気運を維持していくことが重要。日本として交渉進展に向けて協力していくが、同時に日本にとってセンシティブな問題もあることを理解いただきたい。

2. これらの点に関し、ラミー事務局長より、以下のとおり述べました。

(1)麻生総理が訪米され、オバマ大統領と国際経済について協議されることは非常に重要。米国と良好な関係にある日本がこうした役割を担うことは適切。

(2)保護主義の問題に対しては、現状より事態が悪化することのないよう、各国がきちんと対応していくことが求められている。この点、日本がWTOによるモニタリングに積極的に協力してくれていることを高く評価。

(3)ドーハ・ラウンド交渉については、主要国が協力して交渉を推進させていく努力を続けることが重要。日本が有している困難な問題はよく理解している。同時に世界貿易から多くを裨益している日本が交渉成功に向けて貢献してくれることを期待している。

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