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ピーリス・スリランカ外相による岡田副総理表敬

平成24年7月2日

 本2日(月曜日)午後12時15分から30分間,岡田克也副総理は,来日中のG.L.ピーリス・スリランカ民主社会主義共和国外務大臣(Hon. Prof. G. L. Peiris, Minister of External Affairs, Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岡田副総理より,ピーリス外相の来日を歓迎するとともに,本年5月のスリランカ訪問は非常に有意義な訪問となったと述べ,「世界防災閣僚会議in東北」でのピーリス外相による基調講演を感謝する旨述べました。これに対し,ピーリス外相より,副総理に御自身の目でスリランカの実情を見て頂いたことを嬉しく思うと述べ,副総理の訪問で良好な両国の関係が一層強化された旨述べました。

  2. 岡田副総理よりは,5月のスリランカ訪問では内戦が行われた北部のキリノッチ及びジャフナを訪問したが,人々の顔は想像以上に明るく,我が国NGOも頑張っていると述べ,乳牛を一頭飼っている寡婦が将来の夢を牧場主になることだと述べていたことが印象的であった旨述べました。これに対し,ピーリス外相からは,内戦終結後の3年間で状況は大きく変化したと述べ,国内避難民の再定住や元少年兵の社会統合も進み,北部地域では商業活動も活発になり住民は日常生活を取り戻している旨述べました。

  3. ピーリス外相より,今後も国民和解に向け取組を進めると共に,国際社会からの理解を得られることを希望している旨述べ,その関係で日本の役割に期待している旨述べました。これに対し,副総理より,内戦終了後の国民和解に向けた努力に敬意を表したい,また我が国としてもスリランカ政府の取組を後押ししていきたいと述べ,国際社会の理解を得るためにも早期に「過去の教訓・和解委員会(LLRC)」報告書の勧告実施に向けた行動計画を作成し,具体的成果を上げることを期待する旨述べました。これに対し,ピーリス外相からは,完全ではないものの既に具体的取組を進めており,行動計画についても近く公表し国際社会とも共有したいと述べ,国交樹立60周年を迎え深い絆を有する日本との協力を希望する旨述べました。

  4. ピーリス外相より,過去60年間の両国の関係は非常に充実したものであり,高速道路,病院,水力発電所の建設や若年層への研修等で日本から協力頂いている旨述べ,昨年の日本からの観光客も約45%伸びており,今後とも様々な分野で両国の協力関係が強化されることを期待する旨述べました。

  5. 岡田副総理より,過去60年に亘る両国の関係を,次の60年間で更に深められるよう努力したい旨述べました。ピーリス外相よりは,次の60年のためにも民間企業の関係を強化したいとして,日系企業の進出への期待の表明がありました。
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