その他

仙谷官房副長官とゴー・チョクトン・シンガポール名誉上級相の会談

平成23年6月23日

 本23日(木曜日)15時から約45分間,仙谷由人官房副長官は,親授式(旭日大綬章)出席のため来日中のゴー・チョクトン・シンガポール名誉上級相(H.E.Mr. Goh Chok Tong, Emeritus Senior Minister of the Republic of Singapore)と会談しました。概要は以下のとおりです。

  1. 仙谷官房副長官より,今次旭日大綬章受章への祝辞を述べ,また,今般の東日本大震災にかかるシンガポールからの温かい支援に対し,謝意を述べました。さらに,日本は,アジア,特にASEAN諸国,シンガポールとの関係を重視しており,今後日本が開かれた復興と再生を図れるようにしていきたく,要望等あれば忌憚なくお話し願いたい旨述べました。

  2. これに対し,ゴー・チョクトン名誉上級相より,今次旭日大綬章の受章は個人的にもシンガポールにとっても大変名誉なことであり,日・シンガポール両国間の極めて良好な関係の象徴である旨述べました。また,東日本大震災についてお見舞いの言葉を述べた上で,国難を前にした日本人の勤勉な態度には世界が感銘を受けた旨述べました。さらに,日本には,国内諸課題に対処頂くと同時に,世界に広く目を向けて頂き,G20,APEC等の国際的な場において指導力を発揮しながら,今次災害から学んだ教訓を世界に向けて発信してほしい旨要望がありました。

  3. さらに,仙谷官房副長官より,人材を育て,技術を上手くシステムとして組み合わせ,資金が投資に上手に回るようにしながら,アジア諸国と協働して復興を進めていきたいとの考えを述べました。
このページのトップへ戻る
その他 会談・訪問 |  目次へ戻る