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藤村官房長官とシュレスタ・ネパール副首相兼外相との会談

平成24年2月2日

 本2日(木曜日)午後1時10分から20分間,藤村修内閣官房長官は,来日中のナラヤン・カジ・シュレスタ・ネパール連邦民主共和国副首相兼外務大臣(Hon. Mr. Narayan Kaji Shrestha, Deputy Prime Minister and Foreign Minister, Federal Democratic Republic of Nepal)との会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 藤村官房長官より,シュレスタ副首相の来日を歓迎するとともに,今回は手術のための訪日と伺っているが,玄葉外務大臣との会談などを通じて両国の友好親善を深められたと思う,改めて東日本大震災の際のネパールからの毛布等の支援に感謝する旨述べました。

  2. シュレスタ副首相からは,ネパールと日本は特別な関係であり,震災の際のネパールからの支援は,日本のこれまでの協力に比べればとても小さなものであるが,ネパールに出来ることは何でもさせていただきたい,日本なら必ず再生すると信じており,一刻も早い復興を願っている旨述べました。

  3. 藤村官房長官より,ネパールで現在進められている和平プロセスと憲法制定作業に関して,本年5月の期限内の完了を期待しており,我が国として,インフラ整備等も含め引き続きネパールの発展と安定を支援していきたい旨述べました。

  4. これに対して,シュレスタ副首相より,ネパールは現在歴史的な転換期に差しかかっており,様々な問題に直面しているが,主要政党間の合意に基づき,間もなく成功裡に和平プロセス及び憲法制定作業が完了すると信じており,日本の支援に期待している旨述べました。
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