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アニファ・アマン・マレーシア外務大臣の岡田副総理表敬

平成24年4月25日

 本25日(水曜日)午後5時40分から約25分間,岡田克也副総理は,外務省賓客として訪日中のアニファ・アマン・マレーシア外務大臣(H.E. Dato’ Sri Anifah bin Aman, Minister of Foreign Affairs)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岡田副総理とアニファ大臣は,2010年にベトナムのハノイで外相会談を行って以来,2年ぶりとなる再会の喜びを分かち合いました。

  2. 南シナ海やミャンマーについて,岡田副総理から,2年前に比べて大きな進展があったことは,東南アジア諸国連合(ASEAN)の努力の成果であるとして評価しました。これに対し,アニファ大臣からは,ミャンマーの民主化の進展には,日本の説得及び支援が大きな意味を持ったと述べつつ,ASEANと日本が協力して,ミャンマーの民主化を継続的に支持することが極めて重要である旨発言がありました。

  3. アニファ大臣からは,本年で30周年を迎える東方政策により,マレーシアは日本から多大な恩恵を受けてきたことを踏まえ,東方政策の見直しを行い,更に新たな発展を目指したいとの発言がありました。これに対し,岡田副総理から,30年にわたり両国の間で友好関係が培われたことはすばらしく,そのような関係を更に大切にしていきたい旨述べました。

(参考)東方政策
 マハティール・マレーシア首相(当時)が日本等の労働倫理や経営哲学を学ぶために提唱した政策。1982年からマレーシア政府は留学生や研修生の派遣を開始し,これまでに,約1万4千人が日本で学んだ。

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