岡田外務大臣

岡田外務大臣のトルコ訪問(概要と評価)

平成22年1月5日

(写真) (写真)

 岡田外務大臣は、1月3日(日曜日)から4日(月曜日)にかけて、トルコを訪問し、トルコ側要人と会談したほか、「2010年トルコにおける日本年」オープニング式典に出席したところ、訪問の概要と評価は以下のとおりです。

1.主要日程

3日
イスタンブール着
ボスポラス海峡横断地下鉄整備計画等(円借款案件)視察
在留邦人(「日本年」現地実行委員)等との懇談
イスタンブールからアンカラに移動
4日
ギュル大統領表敬
アタテュルク廟(トルコ建国の父の墓所)での献花
日・トルコ外相会談(含、ワーキングランチ)
トルコ外務省大使会議におけるスピーチ(別添
「日本年」オープニング式典出席
アンカラ発

2.トルコ側要人との会談の概要

(1)「日本年」を契機に、両国間の友好関係を一層深めるとともに、両国間協力関係を発展させるための政策対話を強化することで一致した。

(2)両外相は、アフガニスタンの安定と復興のための協力について、両国が緊密に協議していくことで意見が一致した。

(3)岡田大臣より、ダーヴトオール外相の早期の訪日を招請し、ダーヴトオール外相からは、毎年、外相が相互訪問すべきとの提案があった。また、既に行われている次官協議や、コーカサス・中央アジア情勢に関する協議の実施が言及された。

(4)両国の経済関係を一層発展させていくこと、特に、両国企業の協力を強化させること、本年11月に開催予定の日・トルコ合同経済委員会を活性化させることが確認された。

(5)「日本年」の成功のため協力し合うことが確認された。

(6)このほか、イラク情勢、中東和平、キプロス問題、東アジア情勢、対米関係等について、意見交換を行った。

3.「日本年」オープニング式典

 岡田外務大臣、ギュナイ文化観光大臣(トルコ側における「日本年」主管大臣)が出席し行われた。

4.評価

(1)トルコは、欧州、中東、アジアの交差点に位置する地域大国であり、特に近年、同国が展開する周辺地域の平和と安定のための外交(ゼロ・プロブレム外交)が注目される。また、トルコは、我が国とともに、G20のメンバーであり、また、現在、国連安保理非常任理事国になっている。

(2)2008年のギュル大統領訪日時に、両国間で共同声明を発出し、パートナーシップの強化に合意した。今回の岡田大臣のトルコ訪問において、この両国関係を更に発展させる形で、国際的な諸課題について、新たな協力のあり方を探っていくことに合意した意義は大きい。

(3)特に、アフガニスタンの安定と復興に関する両国間協力について、緊密に協議していくこととなったことは、わが国の支援パッケージの効果的実施の上で意義深い。

(4)今般の「日本年」は、その実行委員会に多くの日本企業を含め幅広い関係者が参加しており、日本側では寬仁親王殿下、トルコ側ではギュル大統領が名誉総裁を務める。この本年1年間にわたる「日本年」の開始を祝すべく、オープニング式典が盛大に執り行われたことは、今後の日トルコ関係を発展させる上で意義深い。

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