岡田外務大臣

岡田外務大臣のアフガニスタン訪問(概要)

平成21年10月12日

  • (写真)
    スパンタ外相との会談
  • (写真)
    カルザイ大統領への表敬

 10月11日(日曜日)、アフガニスタンを訪問中の岡田外相は、ハーミド・カルザイ大統領等の要人と会談を行うとともに、現地視察を行った。

1.訪問の目的

 アフガニスタン現地の視察及び要人との会談を通じ、アフガニスタンの現状や支援ニーズを把握すること。訪問中、カルザイ大統領、スパンタ外相、アブドゥッラー前外相(大統領候補)及びカイ・アイダ国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)国連事務総長特別代表と会談し、男子学校及び職業訓練所を訪問した。

2.意見交換のポイント

(1)岡田大臣から以下を述べた。

(イ)アフガニスタン・パキスタン支援は、外務大臣就任時に設定した当面の3つの重要な課題の一つ。

(ロ)日本はこれまで20億ドルの支援をしてきているが、今後も支援を強化していきたいと考えており、今後どのような支援が必要か有意義な意見交換をしたい。

(ハ)20億ドルの支援の原資は日本国民の税金であり、自分には日本国民に対し、なぜアフガニスタンを支援する必要があるかを説明する責任があり、国民が理解できるようにしたい。

(2)これに対しアフガニスタンの要人は、いずれも日本の支援に対する深い感謝の意を表し、農業、エネルギー、インフラ、警察等の分野における更なる支援への期待を表明した。国連側からは、これまでの支援は、アフガン政府、国際社会の間で十分な調整なくバラバラに行われる傾向があったが、アフガニスタンのニーズを踏まえてよく調整して行うことが必要であるとの言及があった。

(3)タリバーン兵等の再統合(社会復帰)のための職業訓練についての考え方を岡田大臣から問うたのに対し、アフガニスタン要人側は、イデオロギーを信奉するタリバーンとの和解は難しい、それ以外の兵士の再統合は可能だが、職業訓練、農業支援等により就職機会を設けることが重要といった意見を述べた。

(4)8月20日に投票が行われ、現在集計作業が行われている大統領選挙について、意見交換が行われた。当事者は近く行われることが期待される結果の発表を注視していた。岡田大臣からは、選挙結果が確定した場合にはこれを真摯に受け止めることの重要性等を指摘した。

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