岡田外務大臣

日越外相会談(結果概要)

平成22年7月24日

  • (写真)日越外相会談-1
  • (写真)日越外相会談-2

 ベトナムを訪問中の岡田外務大臣は、24日(土曜日)現地時間午前10時45分(日本時間午後0時45分)から約1時間15分間、ファム・ザー・キエム副首相兼外相と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 二国間関係総論

  • (1)双方は、戦略的パートナーとして日越両国はお互いにとって重要であり、今後より一層二国間関係を強化していくことで一致しました。
  • (2)岡田大臣から、今般の一連のASEAN関連外相会合におけるキエム副首相の議長としての采配を評価、敬意を表したい旨述べ、双方は、10月の首脳会議の成功に向け、一層連携を強化することで一致しました。
  • (3)双方は、今般、政治及び安全保障面での対話を強化するため、新たな対話枠組みである「日越戦略的パートナーシップ対話」(注)の立ち上げに合意できたことを歓迎し、同分野における連携も更に強化していくことで一致しました。

    (注)両国外務省・防衛(国防)省で構成(外務省は次官級)

2 経済等

  • (1)双方は、ベトナムに進出する日本企業が年々増加していることを歓迎し、ベトナムにおける投資環境の整備に向け引き続き共に努力していくこと及び日越経済連携協定の円滑な実施のため協力していくことで一致しました。
  • (2)岡田大臣から、原子力発電所建設計画については、先月G20の際、ズン首相から菅総理に対し「真剣かつ前向きに検討する」旨発言頂いた、本件推進のためキエム副首相にも支援頂きたい、また、二国間原子力協定の正式交渉の早期開始及び早期妥結に協力頂きたい旨述べました。
    これに対しキエム副首相より、日本の原子力発電所建設に対する関心はよく理解している、自分も日本の安全性や技術を高く評価しており、日越間の戦略的パートナーシップを踏まえ、真剣かつ前向きに検討している、原子力協定については正式交渉の開始に向け関係省庁が意見を取りまとめている旨述べました。
  • (3)岡田大臣から、核不拡散の観点から、ベトナムがIAEA追加議定書を始め3S(核不拡散、原子力安全及び核セキュリティ)に関する国際条約を早期に締結することを期待する旨述べ、キエム副首相から、核不拡散が重要であることを認識しており、関連の国際条約締結に向け努力していきたい旨述べました。

3 経済協力

  • (1)キエム副首相から、日本のODAを評価し、感謝している旨述べ、双方は、人材育成、裾野産業育成、環境、気候変動等の分野においても協力を更に推進していくことで一致しました。
  • (2)ベトナムの南北高速鉄道建設計画に関し、双方は、ベトナム国民のためになるようなやり方で、実現に向け協力していくことで一致しました。

4 地域・国際場裡における協力

 双方は、最近の東アジア地域情勢につき情報交換するとともに、同地域の安定のため協力を強化することで一致しました。


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