岡田外務大臣

日タイ外相会談(概要)

平成22年7月23日

  • (写真)カシット・タイ外相と握手する岡田外務大臣
  • (写真)カシット・タイ外相と会談する岡田外務大臣

 7月23日(金曜日)8時(日本時間10時)より約40分間,国立会議場(NCC)内にて,岡田外務大臣は,カシット・タイ外相と日タイ外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 タイ情勢・日タイ関係

  1. (1) 岡田大臣から,5月19日のデモ終結後,タイ政府による国民和解に向けた取組がなされていると承知しており,今後タイ情勢の安定化が図られることを期待する,村本氏死亡事件については,引き続き早期の真相解明に努力願いたい,また,今回の情勢により被害を被った日系企業に対する支援を期待する,本件は投資先としてのタイの信任を維持する上でも重要である旨述べました。
  2. (2) これに対し,カシット外相から,タイ情勢の現状について説明の上,村本氏死亡事件について,アピシット首相及び自分(カシット外相)は本当に心配しており,早期に問題を解決するため,透明性をもって法律にも基づき対処することを約束する旨述べました。また,同外相は,被害を被った日系企業への支援に関し,タイの日本大使館からも様々な情報を頂いており,そうした情報も踏まえ前向きに検討していきたい旨述べました。

2 日メコン協力

  1. (1) カシット外相から,日本と引き続き協力しながらメコン地域開発に努めていきたい,日本の支援はメコン地域全体にとって重要であり,大変うれしく思う旨述べました。
  2. (2) 岡田大臣から,「東西・南部経済回廊に関する日メコン国際会議」を日タイで共催したい,そうした協力を含め,本年10月に予定される第2回日本・メコン地域諸国首脳会議に向け,日タイ両国で積極的に協力していきたい,また,そのため経済協力も引き続き行っていきたい旨述べました。

3 気候変動

 岡田大臣から,タイがコペンハーゲン合意への賛同の意思を早期に表明することを期待したい旨述べたのに対し,カシット外相から,コペンハーゲン合意については,国会から政府に与えられている権限を越える内容となっているため,改めて国会に提出しているところである,タイ政府は環境問題に全力を挙げて取り組んでいるところである旨述べました。

4 国連安保理改革

 岡田大臣から,国連安保理改革について,日本の常任理事国入りを含め,タイの協力と支持をお願いしたい,今後緊密に相談していきたい旨述べたのに対し,カシット外相から,タイ政府としても本件を重視している,日本はタイにとって長い歴史を有する友好国であり,できるだけ協力していきたい旨述べました。

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