中曽根外務大臣

日韓外相会談(概要)

平成21年5月25日

 5月25日午前9時30分(現地時間)から約40分間、ASEM外相会議に出席するためハノイを訪問中の中曽根外務大臣は、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官との間で日韓外相会談を行ったところ、その概要は以下のとおりです。

1.日韓関係

(1)総論

 会談の冒頭、中曽根大臣より、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の逝去について、御家族と韓国国民にお悔やみを申し上げるとともに、故人の冥福をお祈りしたい旨述べた。

 両外相は未来志向の「成熟したパートナーシップ関係」を引き続き強化していくことを確認した。また、中曽根大臣より、麻生総理も李明博大統領の早期訪日を楽しみにしている旨述べ、両外相間で、日程の調整を含め、良い訪問となるようしっかりと準備をしていくことで一致した。

(2)日韓経済連携協定(EPA)

 両外相は、審議官級に格上げされた実務協議を早期に開催すべく検討を進めていくことで一致した。

(3)交流

 両外相は、2000年に中曽根大臣が文部大臣の際に立ち上げた日韓共同理工系学部留学生事業の第2期について、2010年度から10年間、年間1000人規模で実施することを確認し、歓迎した。

2.北朝鮮核問題

 両外相は、本日北朝鮮が核実験を実施したと発表したことについて、深い懸念を表明し、日韓米で緊密に連携するとともに、中国を始め関係国とも協力して、安保理での対応も含め、適切に対処していくことを確認した。

3.国際社会における協力

(1)開発分野での協力

 両外相は、アフガニスタン・パキスタン支援における日韓協力について、今後とも更なる協力の可能性について検討していくことで一致した。

(2)ソマリア海賊問題

 両外相は、6月9日にソウルにて、日韓両国の協力のもと開催されるソマリア海賊問題についての国際会議を、両外相間で本分野における日韓協力の重要性を確認したことの具体的成果であるとして歓迎した。

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