中曽根外務大臣

日アフガニスタン外相会談について

平成20年10月20日

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 10月19日、中曽根外務大臣は、訪問中のアブダビにおいて、スパンタ・アフガニスタン外務大臣と会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1. 中曽根大臣から、以下のとおり述べた。

(1)「テロとの闘い」は国際社会共通の問題であり、我が国は治安・テロ対策と人道復興支援を「車の両輪」として、出来る限りの支援をしていきたい。現在、補給支援特措法を一年間延長する法案を国会で審議しており、補給支援活動の継続に向け最大限努力したい。

(2)復興支援全般に関しては、先に実施した14.5億ドルの支援に加えて、6月のパリ会合で表明した5.5億ドルのプレッジを着実に実施していく。当面の課題として、来年の大統領選挙をはじめ貴国の一連の選挙が成功裏に実施されることが重要であり、我が国も積極的に支援したい。

(3)去る8月に発生したペシャワール会邦人職員誘拐・殺害事件では、非常に残念な結果となったが、その過程での貴国政府の協力について感謝する。高い志を持ってアフガニスタンで活動する日本人の安全確保に向けて、引き続き協力をお願いしたい。

2. これに対してスパンタ外相から、以下のとおり述べた。

(1)日本は2001年以来7年間にわたりアフガニスタンに対して様々な分野で最大の貢献国の一つである。これまでのインド洋での補給活動及び活動の継続に向けた決意に対して感謝する。

(2)大統領選挙と地方選挙に関し、カルザイ大統領及びアフガニスタン政府は、自由で公正な選挙の実施に十分コミットしている。

(3)アフガニスタン国内では和平イニシアチブが進んでおり、政府側としては国内の和解に向けた用意が出来ていると考えているが、タリバーン及びテロリスト側が憲法を受け入れることが前提である。

(4)アフガニスタンが非常に困難に直面している時期に、日本の人々がアフガニスタン復興のための様々な協力を行ってくれていることに感謝しており、アフガニスタン政府としてそうした日本の生命を守るために然るべく責任を果たしていくように努力する考えである。

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