中曽根外務大臣

ジョージ・ヨー・シンガポール外務大臣と中曽根外務大臣との会談について

平成20年11月20日

(写真)


 ペルーでのAPEC閣僚会合に参加の中曽根外務大臣は、11月19日午後5時(現地時間。日本時間20日午前7時)から約30分間、ジョージ・ヨー・シンガポール外務大臣と会談を行いました。

  1. 冒頭、中曽根外相より、日シンガポール両国は世界の安定と繁栄について基本的な利害や考えを共有しており、今後一層幅広い分野で関係を緊密化させつつ、地域及び国際社会の諸課題に連携して取り組みたい旨、また、APECにおいては今後更なる発展に向け、当該地域の進むべき新たなビジョンを示していくことが肝要で、その意味でシンガポールが議長国となり、日本が議長を引き継ぐ今後二年間は重要であり、両国間で緊密に協力していきたい旨を発言しました。
  2. これに対して、ジョージ・ヨー外相は、二国間関係は良好であり、こうした関係に基づき、地域の平和と繁栄といった諸課題に協力して取り組みたく、またアジア太平洋地域は今後大きな変化に直面するが、今回の金融・経済危機が一つの試金石となる旨、APECは太平洋の両岸を結びつける最も重要な地域機構であり、APECを長期的・戦略的な議論の場としていくべき旨、及び、シンガポールは来年APECの議長国となるところ、再来年議長国となる日本にうまく繋げていくためにも、日本と緊密に連携・協力していきたい旨を述べました。
  3. 金融危機に関して、中曽根外相は、今般会合の閣僚リトリートでよい議論ができ、首脳会議でもAPECが先のワシントンでの首脳会合で合意した原則と決定を実行に移していくとの強い決意を示すことが重要であり、我が国としては金融危機を受ける国に対して、IMF、世銀等と協力した支援を行う旨述べました。これに対し、ジョージ・ヨー外相は、G20の決定が着実に実施されることが大切であるとの認識を共有し、また、今回の金融危機において日本が示したリーダーシップ、特にアジアの困った国に示した支援は大切であると評価しました。
  4. また、両外相間で、活発な要人往来、青年交流や学者の知的交流、またジャパン・クリエイティブ・センター開設に向けた協力等を通じて、二国間関係を更に前進させていくことについて意見交換を行いました。
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