中曽根外務大臣

日韓外相会談(概要)

平成20年11月21日

 11月20日14時30分(現地時間)から約40分間、APEC閣僚会合出席のためリマを訪問中の中曽根外務大臣は、柳明桓(ユ・ミョンファン)韓国外交通商部長官との間で日韓外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.日韓関係

(1)総論

 両外相は、ASEMの際、10月24日に行われた日韓首脳会談では良い意見交換を行うことができたとした上で、外相間でも緊密に連携して、引き続き「成熟したパートナーシップ関係」を構築するよう協力していくことを確認した。

(2)交流

 両外相は、来年1月より、日韓ワーキング・ホリデー制度への参加者枠を年間7,200人に倍増することを確認した。また、2000年に中曽根大臣が文部大臣として訪韓した際に立ち上げた日韓共同理工系学部留学生事業が日韓関係に大きな貢献をしてきたとの認識で一致した。

2.経済

(1)国際経済

 両外相は、先の金融・世界経済に関する首脳会合の成果を歓迎し、今後も日韓間で緊密に連携していくことで一致した。また、柳明桓長官より、同会合における日本の貢献に感謝したい旨の発言があった。

(2)日韓経済関係

 両外相は、日韓経済連携協定(EPA)の交渉再開に向けた検討及び環境醸成のための実務協議の第2回会合を12月4日に開催することを確認した。

3.北朝鮮問題

 両外相は、日韓両国が直面する最大の共通課題である北朝鮮問題について、実効的な検証の枠組みに六者間で早期に合意することが重要であるとの点で両国の足並みがそろっていることを確認し、引き続き緊密に連携していくことを確認した。
 また、中曽根大臣より、日朝関係の現状につき説明し、核問題と拉致問題のいずれについてもスピード感をもってしっかりと取り組みたい旨述べたのに対し、柳明桓長官より、韓国側としてもできる限りの協力をしていきたいとの発言があった。

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