外務大臣

日仏外相会談の概要

平成23年3月15日

  • (写真)日仏外相会談 1
  • (写真)日仏外相会談 2
  1. 3月15日、G8外相会合終了後、15時から約30分間、松本外務大臣は、アラン・ジュペ仏外務・欧州問題大臣と会談しました。

  2. 冒頭、ジュペ大臣より、東北地方太平洋沖地震に関し、震災地へのフランスの救助隊派遣に言及しつつ、フランス国民は全面的に日本の側に立ち、支援する用意がある旨述べました。更に、同外相は、福島原発の状況に関し、フランスは世界で2番目に原子力発電所の数が多い国であり関心がある、いつでもアドバイスする用意がある旨述べました。これに対し、松本大臣より、G8外相会合の議長国としての配慮に感謝の意を表するとともに、同会合の成功に対する祝意を述べ、地震・津波に対するフランスからの励まし・支援への感謝の意を表明しました。

  3. また、ジュペ外相より、5月下旬のドーヴィルでのG8サミットの機会に菅総理が訪仏されることを歓迎する旨述べました。同外相より、日EU間の経済連携協定(EPA)については、日EU定期首脳協議の際に進展を望むとの発言がありました。その他、両外相は、東アジア地域の安全保障や安保理改革等について意見交換を行い、安保理改革については、ジュペ外相より、我が国の常任理事国入りに対するフランスの支持が改めて表明されました。

  4. 松本大臣及びジュペ大臣は、今後とも日仏関係深化のため、互いに連携を深めていくことで一致しました。

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