
日・タイ外相会談(概要)
平成23年4月9日
本9日(土曜日)午後14時50分から約5分間、松本剛明外務大臣は、カシット・ピロム・タイ外相と会談を行いました。
- 冒頭、松本大臣からプミポン国王陛下からの義援金、ワチラロンコン皇太子からの毛布の供与を始め、他の王族、政府、タイ国民からの支援に対して謝意を表明しました。また、タイ南部において発生している洪水被害に対し、お見舞いを申し上げるとともに、そのような状況下においても、我が国に対し支援を実施していることに対し心より感謝すると述べました。
- カシット外相から、タイ国民は東日本大震災に心を痛めているとして、国民からの義援金1億2500万バーツ(約3.5億円)の目録を松本大臣に手渡すとともに、震災の犠牲者に対し、改めて哀悼の意が示されました。また、カシット外相は、タイの60年に及ぶ成長・発展は、日本のおかげであり、タイとしても日本の復興に協力したいと述べました。
- 昨年4月、バンコクでの争乱の際に発生した邦人死亡事件に関し、松本大臣から真相究明を改めて求めました。
- 最後に、両外相は、両国関係を強化していくことで一致し、会談を了しました。