外務大臣

日・タイ外相会談(概要)

平成22年10月29日

  • (写真)日・タイ外相会談-1
  • (写真)日・タイ外相会談-2

 10月29日(金曜日)現地時間午後8時10分(日本時間午後10時10分)から約35分間,ベトナムを訪問中の前原外務大臣はタイのカシット外相と会談したところ,概要以下のとおり。

  1. 冒頭,前原大臣から,今月中旬にタイで発生した豪雨による洪水被害についての見舞い,横浜でのAPECに際しての訪日についての歓迎等を述べ,これに対しカシット外相より,タイの今日の発展は日本の支援のおかげであり,MDGs達成に向けた日本の継続的取り組みの現れであるところ,タイを代表して感謝する,洪水被害につき暖かいお見舞いの言葉をいただきお礼申し上げる旨述べた。
  2. 両外相は,外務次官級の政務協議及び日タイ経済連携協定(JTEPA)合同委員会の開催に向け調整を行っていくことで一致した。また,両外相は,3000ccを超える自動車の関税引き下げの問題についての協議のアレンジについても話し合った。更に前原大臣より,我が国のODAがタイの発展に貢献したように,これからは民間の企業が持つ優れた技術がタイの発展に貢献し互恵的協力関係を築くことを期待する旨述べたのに対し,カシット外相から,タイにとって日本は最大の投資国であり,自分は訪日する際には日本の民間企業にも必ずコンタクトを取るようにしている旨述べた。
  3. 前原大臣より,村本氏の死亡事件に関し,早期の真相究明を要請する旨述べ,これに対しカシット外相は,連日関係当局に対し働きかけている旨,被害にあった日本企業への補償にも努力している旨述べた。
  4. カシット外相から,タイの政治情勢につき説明がなされるとともに,日本はタイを含む東南アジア諸国にとって長年のパートナーであり,アジア太平洋地域及び国際社会全体における日本のリーダーシップに期待する旨,また,タイ政府はPKO,防災,人道支援及び海賊対策等において積極的に貢献しており,そのような分野においても日本と協力していきたい旨述べた。
  5. その他,両外相は,国際機関選挙等についても意見交換を行った。
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