外務大臣

前原外務大臣のチュニジア大統領及び首相表敬(概要)

平成22年12月15日

 12月11日(土曜日),第2回日本・アラブ経済フォーラム出席のためにチュニジア訪問中の前原外務大臣は,大畠経済産業大臣とともに, チュニジアのベン・アリ大統領及びガンヌーシ首相を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

1 ベン・アリ・チュニジア大統領への表敬

  1. (1) 会談は大変友好的な雰囲気のなかで行われました。前原大臣の発言のポイントは以下の5点です。
    1. ア 今般の第2回日・アラブ経済フォーラムは,チュニジアがそもそもの提唱国。チュニジアの今回の開催への尽力に謝意を表明。
    2. イ チュニジアは,ヨーロッパ・中東アフリカ地域の交差点に位置し,穏健な国でもあり,このような国と良好な関係をもてることを嬉しく思う。
    3. ウ 1996年に,同大統領が国賓として訪日して以来,両国間の要人往来が活発化している。
    4. エ チュニジアにおける再生可能エネルギーの開発に言及し,NEDOが今般署名したプロジェクト(太陽熱発電事業)に言及。
    5. オ 日本の円借款によって建設されたラデス・ラグレット橋について,チュニジアは大変評価していることは,我が国にとっても嬉しいこと。また,ボルジュ・セドリア・テクノパーク建設も円借款によるもので,科学技術分野における重要なプロジェクト。
       その上で,前原大臣より,2件の新規円借款案件について事前通報を行い,我が国として引き続きチュニジアに対して円借款協力を行っていく意図を表明しました。1件は,ガベス・メドニン間の道路の整備計画,もう1件は,地方都市給水網整備計画で,これはチュニジア全土における地方都市の既存の給水施設を開設するプロジェクト。
  2. (2) これに対し,ベン・アリ大統領より,両国間の友好関係を評価した上で,96年の国賓訪日の記憶はいまだに鮮明で感銘を受けた訪問である,特に日本は天然資源には恵まれないが,人材教育により大きく発展してきたことに感銘を受けており,チュニジアでもこれまで人材教育に重点をおく政策を自分(アリ大統領)はとってきた旨の発言がありました。また,大統領から,日本からの観光客を増やしてほしいとの話もありました。

2 ガンヌーシ首相への表敬

 ベン・アリ大統領とのやりとりと概ね同じですが,加えて次の通りのやりとりがありました。

  1. (1) 大学間交流

     ガンヌーシ首相から,大学間交流の話がありました。チュニジアはアフリカからの留学生を多く受け入れており,このアフリカの留学生とチュニジアの学生の教育のために,ぜひ日本の大学にチュニジアの大学への協力を行ってほしいとの話がありました。これに対し,前原大臣より,そのような大学間の交流も非常に重要であると応じました。

  2. (2) 日本の安保理常任理事国入り

     ガンヌーシ首相より,本件についてはチュニジアはこれまでも日本を支持してきており,今後も支持する旨発言がありました。

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