外務大臣

横浜APEC首脳会議の際の日中外相会談(概要)

平成22年11月14日

  • (写真)横浜APEC首脳会議の際の日中外相会談-1
  • (写真)横浜APEC首脳会議の際の日中外相会談-2

 14日10時過ぎから約35分間,前原外務大臣は,APEC首脳会議が開かれている横浜において, 楊潔チ ・中国外交部長と外相会談を行ったところ,概要以下のとおり。終始非常に良い雰囲気の中で行われた。

1 横浜APEC

 楊部長から,APECの日本主催に対する高い評価及び感謝が表明された。

2 日中関係

(1)総論

  1. (ア) 双方は以下の点で認識が一致。
    1. 1) 民間交流,文化交流をしっかりと進めていくことで,両国の国民感情の改善につなげていく。
    2. 2) 日中二国間のみならず,朝鮮半島,北東アジア,気候変動などの地域・グローバルな分野において日中両国が協力することで,戦略的互恵関係の充実化を図っていく。
    3. 3) 来年は日本が日中韓協力の議長国を務めることも踏まえ,日中韓3か国の協力を今後も推進していく。
  2. (イ) 以上に加え,前原大臣から,岡田民主党幹事長一行が近く訪中するので,外交部としても支持していただきたい旨発言(先方首肯)。

(2)個別の問題

  1. (ア) 前原大臣から,東シナ海資源開発に関する国際約束締結交渉及び日中航空当局間協議の早期再開につき言及。これに対し,楊部長から,中国は一貫して東シナ海を「平和・協力・友好の海」とすべく,2008年6月の両国間の合意をしっかりと実施していく考えに変わりはないが,協力を進めていく上で条件と雰囲気が必要である旨発言があった。
  2. (イ) 河北省における邦人拘束事案に関し,既に外交ルートを通じて伝えてあるが,本件事案の法的な背景について中国側から詳細な説明を求めたい旨述べた。

     これに対し,楊部長から,本件は,日本国民が中国の軍事制限区域に進入したことは明らかであり,駐在外国人は駐在国の法律を遵守すべきである旨述べた。

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